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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる16年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

ふと思い出す10年前

 当地の本日は、猛暑ではありますが心なしか秋めく青空です。
東北、北海道では水害の被害がひどく、最近は日本全国どこでも自然災害の被害を受けて、私もいつそういう目に遭うかもしれないと、無常感のようなものをひしひしと感じます。
朝、メールをチェックした後、ディーラーに車検に出す車を持っていかなくてはいけなかったので、ちょっぴりあわただしくメールを開けば、社労士会支部の同期の仲間から「祝! ! !」との題名のメールが。
「うん?なんだ?」と思って読んでみれば、社労士に登録してから今月で10年だねーというようなお互い様のお祝いメールでした。
彼女も私も10年前の9月登録。思えば、9月にあった社労士会支部の例会で初めて出会い、いっしょに新入会員として例会で挨拶をして以来、良き仲間としてお付き合いしています。
当時の社労士会、例会の場におそるおそる足を踏み入れてみると、「うん?」一般企業等とは違う雰囲気。初老といっては失礼ですが、比較的年齢層が高い男性が圧倒的に多く、ちょっと驚きました。彼女の表現を借りると「老人会に来たかと思った」
でも、この10年で随分女性も増えたし30代~40代の方も増えました。今は全く違う雰囲気です。

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インターンシップの導入について書かせていただく

2016-07企業実務2 年に1、2度お声をかけていただいて原稿を書かせていただいている日本実業出版社発行の『企業実務』という雑誌に、この度「インターン受け入れに際して確認すべき事項とは」と題して、原稿を書かせていただきました。
「インターンシップ」は、学生が企業内で行う研修、実習的な就業体験です。学生時代に会社や職業、「働くということ」についてイメージを明確にすることにより、若者の早期離職を防ぐということが期待できると考えられています。
厚生労働省、文部科学省、通商産業省など関連省庁も推奨している制度で、文部科学省の今年の発表によると、2014年には70万人を超える学生(大学、高等専門学校、短期大学)が参加しています。
大企業から最近は中小企業にまで広く受け入れ企業が拡大しています。
「実習」ですから、労働ではありませんので賃金などは支払う必要はありません。しかし、一部の企業ではアルバイトと混同して、安く使える労働者のような処遇をしている場合があります。

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助成金の申請をする

何度か当ブログで書いていますが、私が開業したての頃、研究会の若い先輩が「俺が助成金やったとこ、だいたい2年以内につぶれてる。助成金、助成金って騒ぐ会社ろくでもないですよ」と言われたのがひっかかって、助成金についてあまり積極的になれませんでした。
でも、たまたま、関与先のパートタイマーの方が育児休業を取得することがわかったのが一昨年、原職に復帰すればもらえる助成金があるというわけで、関与先に情報を流し、その時期を待っていました。
昨年、無事出産されて、今年原職に復帰しましたが、助成金というのは申請時期が決まっていてそれを逃すと条件にかなっていても受給できないので、その点だけ労働局に確認したりして神経を使いました。
たくさんの添付書類も準備して、一昨日、管轄労働局に行き、無事申請書を提出してきました。
申請書はとりあえず受け付けたということで、今後精査されるのでまだ受給決定というわけではないですが、多分大丈夫だと思います。

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次世代法の行動計画策定・公表

関与先でパートタイマーで育児休業を取得して原職に復帰した人がいて、関連の助成金が受給できる要件が整っていることに気づき、時期が到来したら申請しましょうということになっていました。
助成金というのは申請できる期間が限られているので、時期を失しないようにしないといけないのです。
なんて言ってますが、実は、私は助成金を手がけるのは今回が初めてです。
別の助成金であらかじめ届け出を出しておかないといけない助成金についての届出を出したことはありますが、まだ、申請の条件が整っていないので、そのままになっています。
開業したての頃、所属する研究会の信頼できる若い先輩会員に、「助成金、助成金って騒ぐ会社はだいたい大したことないですよ。俺が助成金やったとこ、だいたい2年以内につぶれてる」という話を聞いたこともあり、積極的になれなかったんです。
でも、この関与先はとても法令遵守意識が高いので、規程などもしっかり整備してくれています(全部私が見直しをして作った)。
なので、いただけるものはいただけるようにしてあげたいと思ったのです。

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執筆の秋?

当地はこのところ穏やかな日和です。
昼間は日が照って外は結構暑いですが、夕方以降になるとかなり気温が下がってひんやりした風が吹きます。
夏の間猛暑だったので、残暑も厳しいかと思いましたが、意外と早く秋になったなーと仕事帰りに虫の声などしみじみ聴いている今日このごろです。
さて、懇意にしている社労士仲間の紹介で、ある出版社が出している本の一部のページを担当して書いたのが2013年の2月のことでした。
成年後見に関するA4版300ページ以上ある本ですが、24人で分担して執筆しているため、私の担当したところはそのうちの5ページほどです。
内容は国民健康保健制度についての説明で、確かに社労士の守備範囲ではありますが、私はどちらかというと社会保険関係より労働法関係が得意なので、最初は断ろうかなとも思いました。

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パートタイマーの雇用管理に関する調査

昨年、記事にした関与先でのパートタイマーの調査ですが(過去記事参照)、今年も調査するとの連絡があったと同じ関与先からメールで知らされたのが先月末ごろです。
お盆休み前に訪問して労働局からの通知を確認させていただきましたが、過去記事にもあるようにこの関与先は雇用管理に問題がないので(私がコンサルタントとしてついてるんですから)、訪問していただく必要はないんですけどねー。
「担当は〇〇さんという人になってます。」とのお話しに、「えっ、〇〇△△さんですか?」と確認しますと、「そうです、そうです」とのことで、社労士会の同じ支部に所属している方でした。
そういえば、〇〇さん労働局にお勤めしてたなー。臨時公務員として非常勤で労働局や労働基準監督署に勤めている会員は結構います。

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続くご縁に感謝

珍しく風邪をひいて、ごぼごぼいうような咳がでているうちに声が枯れてしまったのが先週の金曜日あたりでした。声が出にくいのでわざと低い声を出してみたら、テキヤのおじさんみたいな声がでることを発見?して自分で大爆笑してしまいました。
いつ、どんなときでも笑いの種はあるもんです。
土曜日に再度クリニックに行き、その前にもらった薬とは違う薬をもらい、それが効いて今週に入ってからだいぶよくなり完治まであと一歩というところでしょうか。
そんなことのあった金曜日に、ある出版社の雑誌の編集者の方から原稿依頼のメールをいただきました。
開業2年目ぐらいに、私がこんな原稿が書けますと売り込みのお手紙をだしたところ、当時その方が担当されていた経営者向けの雑誌に原稿を書かせてくださったのがご縁の始まりでした。
いわば、私が自分で開拓したお客様であり、その後、別の雑誌に異動されてからも年に一度ぐらいですが、雑誌に掲載する原稿執筆のご依頼をいただいています。

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マイナンバー制度について勉強

先週、所属する県社労士会でマイナンバー制度に関する研修会が開催され、ドタキャンを見越して定員を超える人数を受け付けていたら、いつもは2~3割もある当日欠席がほとんどなかったそうで、立ち見(後から椅子をだしていた)もでる大盛況となりました。
研修会告知後3日ほどで満席になったということですから、会員の関心の高さがうかがわれます。
東京会では1500人収容できる会場を確保したそうで、私の回りにも申し込んだときに満席だと断られた人が何人もいるので、埼玉会もそれぐらいやってもよかったのではないかと思いました。
当日の講師は、全国社会保険労務士会連合会のマイナンバー検討部会の方で、歯切れよく概略、その他関係省庁とのやりとりの内幕などをお話しいただき、良い研修だったと思います。
IT系の大手企業で様々なシステム開発に携わったそうで、頭の回転もなかなか速そうに感じましたが、そういう方が何故会社を辞めて、地方都市(結局お客様は都内が多くなったそうですが)で社労士を開業したのか、私としてはそちらの方が興味がわきました。
って、いつも関係ないことに興味が湧いてしまって困ったもんです。

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