
私が社労士試験に合格した2005年から2006年にかけて、就職超氷河期に社会に出た若者たちの苦労がポツポツ報道されるようになりました。
それらは、しばしば「偽装請負」や「日雇い派遣」などの労働問題、「ワーキングプア」などの格差問題とリンクして語られるようになりましたが、当事者である若者たちの生の声というのは、なかなか伝わってきませんでした。
2007年(「論座」1月号)に赤木智弘氏の「『丸山眞男』をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争」という論文が出るに至り、にわかに彼ら自身が語り始めたという印象を私は持ちました。(過去記事参照)


