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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

「長時間労働+いじめ」が最悪の結果に

昨日、労災の認定基準項目に「職場でのひどいいじめ」が加わったということを記事にしました。関連の判例をちょっとみてみましょう。

精神的な病気が労災だと認められるためには、

①対象疾病に該当する精神障害を発症していること(うつ病等特定の病気に限定されています)

②発病前おおむね6ヶ月の間に客観的に当該精神障害を発病させるおそれのある業務による強い心理的負荷が認められること。(項目ごとに強度が設定されています)

③業務以外の心理的負荷及び固体側要因により当該精神障害を発病したとは認められないこと。

以上をいずれも満たすことが必要です。要するに個人的な原因が見当たらず業務による過度のストレスのために発病したということが、客観的にはっきりしている場合ということですね。

対象となる病気やストレスを評価する表については過去記事からリンクできます。(参照)

裁判になると会社側は本人がうつ病になりやすい気質だったとか、私生活上の失恋とか家庭内の問題などを持ち出して業務との因果関係を否定することがよく見られます。

パワーハラスメントがからんでいるような場合には、相手方が指導の一環だとか、そんなつもりはなかったなどと言うため、完全に業務と関係があるんだと証明するのもなかなか難しく、裁判になると労働者側も大変な思いをするようです。

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