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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

労働基準法再読(12)賠償予定の禁止

労働基準法ができる前の古い時代には、労働者が簡単に転職したり帰郷したりしないように、契約期間の途中で辞めた場合には違約金を支払わせたり、職場で何らかの失敗をした場合の賠償額を最初から決めておく労働契約などが横行していました。

労働者にとっては、それが足かせとなってむやみと退職も転職もできないというわけです。

これらは労働者の転職や退職の自由を妨げるものであり、前近代的な労使慣行であるとして労働基準法第16条で禁止されました。(注1)

〔注1〕 第16条 使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない。

あらかじめ損害賠償額を決めて契約することは16条違反ですが、現実に生じた損害について賠償請求することは違反ではないとされています。

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