

当地は朝から雪景色です。
未明から降り出した雪がどんどん降り続いています。
写真は事務所前の歩道と道路です。
路線バスも通っている道ですが、いつもと違う道に見えます。
当事務所の外野の人(夫)が、今一生懸命雪かき中です。



当地は穏やかな日和が続き、日も長くなり春の足音がひたひたと聞こえてきそうな毎日です。
さて、「就業規則請負人」としての私の次なる仕事のお問合わせは、今まで手がけたことのない業種です。
ある方のご紹介をいただき、昨日、若い社長とお会いしてきました。
守秘義務があるので、これ以上書くことは控えますが、私にとって是非やってみたいと思った仕事です。
昨日は初回の無料相談という位置づけですので、事務所に帰ってから見積書を作成して、お客様のご希望によりメールにて送信しました。
お会いしたときに出た現在その社長が疑問に思っていらっしゃる労務管理についての解説なども、ファイルを作成していっしょに添付しました。
いつものことながら、見積書の作成には悩みましたが、今回は私としては儲けは度外視してもやりたいと思っています。
今年の4月下旬から定期検査による停止等で稼動する原発がゼロになるそうです。
火力発電に頼るための費用等で電力値上げをせざるを得ず、産業界には大きな痛手だと報道されています。
東京電力などは資産の処分や経営の合理化などをしてからやれと、ブーイングが起きていますが、法律上は阻止することは難しいということも報道されています。
電力をたくさん使う企業は節電に知恵をしぼらなくてはならず、確かに大変だろうなとは思いますが、原発0でも何とかなっちゃいましたとかなると面白いのにと私は思っています。
東京電力の電力使用量のお知らせには、昨年同時期から比べての節電率が出るようになりましたが、我が家では一時15~20%節電できていました。
さすがに、最近は寒さのせいで5~10%に落ちましたが、暮らし方で随分節電できるんだと我ながら感心しました。
事務所へ来て朝一番にすることは、パソコンを立ち上げてからメールのチェックです。
昨日は、スパムメールらしき覚えのないような長い題名がついているメールで、削除しようとふと送信者を見ると自分のメールアドレスが書かれているじゃありませんか。
「うーん?」出した覚えはない、しかも違う件名でもう一通「自分から自分へのメール」が・・・。
これは怪しい。
しかも、文字化けしています。
ということで、とりあえず削除しました。
30分ほどしたら、また同様のメールがきて、これはどうにかしなくちゃいけないわと思い、まず、Googleで「自分から自分にメール」で検索すると、何と318万件もあり、なーんだ、ありふれたことなんだとわかりました。
あの手この手のスパムメールの一種なのですね。
過去記事にも書きましたが、私は、最初民主党の年金改革案はいいのではないかと思いました。(過去記事参照)
しかし、このところの既に報道されている改革案を出すとか出さないとかの騒動の中で考えてみると、積み立て方式と最低保障年金というのは矛盾するような気がしてきました。
今の年金制度は「国民の共同連帯」という目的を持って、賦課方式として現役世代が支払う保険料を年金受給世代に回しています。(半分は税金でまかなっていますが)
積み立て方式にすると、自分が積み立てた分を将来自分の年金として受け取る形式に変わりますから、共同連帯というより自助努力に近くなるのではないか。
民主党案では、最低保障年金の部分は税金でまかなうとしていますが、それなら、年金制度に無理やり組み入れておくことはないのではないか、というのが、私に湧いてきた疑問です。
「店をやってくれへんか?」と建設会社社長が知人に頼み、その知人が店の立ち上げから店長として店の運営に関わり、店を取り仕切っていたが、実態はその社長の会社の労働者であるという判断が、先週大阪中央労働委員会から出されました。(参照)
発端は、その店長他2名が未払い残業代の請求で地域労組に加入して団体交渉をしようとしたところ、その3名は労働者ではないからと会社側が応じなかったため、地方労働委員会に救済申し立てがあり、地方労働委員会でも前記同様の判断がされたため会社側が再審査を申し立てていた事件です。
当ブログで度々書いているように、労働法では労働者であるのかないのかということは大きなポイントです。
労働者でなければ、労働基準法、労働組合法など労働法の適用対象外になりますから、この事件でも、未払い残業代の請求は不可能です。
「労働者」であるからこそ、未払い残業代も請求できるし、労働組合にも加入できるわけです。
開業当初より配信してもらっている労組系のメルマガには、労働者からの様々な相談が寄せられ、それについての回答も書かれています。
今日のメルマガには、ちょうど先月社労士仲間と立ち上げている勉強会で勉強した内容に近いことが掲載されていて目につきました。
相談内容は以下のようなものです。
「パソコン教室のインストラクター助手のアルバイトをしているが、面接時に200本近くあるビデオ(1本40分)とネット講座を見てもらい、その時間は無給だと言われた。自宅でやろうとしても持ち出せないものもあり、結局教室でみなければならない。
見ているときに電話があれば応対しなければならず、生徒さんに呼ばれれば答えないわけにはいかない。しかし、会社は、研修は仕事ではない、面接のときにちゃんとはなしてある。と言ってその時間、遅刻、欠席、外出も自由ではないのに休憩時間として勤怠管理している。
業務のための勉強なのだから、この時間は労働時間ではないのか?」というものです。
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