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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

96条の改正雑感

憲法を学問として勉強したことのある大方の人は、96条の改正を全面にだしてくる政府のやり方はなんか変と感じるのではないでしょうか。
憲法は国家の最高法規と位置づけられるけれど、社会や時代の流れにより憲法を改正する必要性が出てくることはあり、改正することは認められています。
その手続を定めたのが96条であり、両院ともに総議員の3分の2の賛成の上で発議して、国民の過半数の賛成という高いハードルを設けています。
他の法律の制定のように議院の過半数としていないのは、それだけ、改正が重要事項と考えられているからでしょう。
憲法に限らず会社法においても株主総会では3分の2以上の賛成を求める事項もあり、私の所属する社労士会支部の総会でも、規程の改正など3分の2の賛成を求める場合があります。いずれも、組織にとって重要な事項の場合です。
民主主義では多数決主義ですが、できれば話し合い妥協すべきところは歩み寄り、ある程度構成員が満足できる形で決着するのが望ましいわけで、過半数でよしとするのは、半分弱の反対勢力もあるということになりますから、本来はあまり望ましい形ではありません。特に、国会では様々な利害関係のある人々のいる国のことについて決めるのですから、できる限りコンセンサスを得る努力をするのがあるべき姿だと思います。

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