マイナンバーの施行は我々の業界にとって関連性が高く、社労士会から会員向けに様々な情報が発信されてきます。
当然のことながら、業務に伴いマイナンバーの提供を受ける立場の我々は、情報管理について法令を遵守して適正に行わなければなりません。そのために全国社会保険労務士会連合会では、現在行っている個人情報を適正に取り扱っている事務所に対する認証制度(当事務所も認証されています)をさらにパワーアップして、新しい認証制度を作るらしいのですが、それについて話が聞ける研修会が明日、私の所属する埼玉県社労士会でも行われます。
私も参加するように申し込んでありますが、先週、その案内状を確認したところ、「全国社会保険労務士会連合会の社労士版特定個人情報保護評価(e-learning)をご受講いただき、」出席するようにと書いてあるではありませんか。
ありゃりゃん、そういうのがあるのは聞いたことあるようなないような・・・。とりあえず、受講しなくてはと、連合会のHPを確認してみますと、いくつかに分かれているので分割受講が可能ですが、全部で1時間半余りの講座です。
日曜日に一挙に片づけようと昨日、受講しました。
先週、 所属する社労士会支部の例会に出席したのですが、冒頭、行政機関の担当官がおみえになり、キャリアアップ助成金が増額されたことなどについて説明してくださいました。
これは、主として非正規雇用の労働者を正規雇用に切り替えた事業主に支給されるもので、あらかじめ就業規則を整備するほか、労働局に、非正規雇用者を正規雇用にするための計画期間、対策などについて記載した「キャリアアップ計画書」を提出して受理されていなければなりません。
私も関与先で「契約社員」として雇用した人を正社員にするシステムをたまたま作ったため、併せてこの計画書も提出してあるのですが、なかなか正社員になるに至っていません。
今般、今まで1人につき50万円だったのが60万円になったとお聞きしたので、関連サイトの情報とともに関与先にメールでお知らせをしました。
当ブログで何度か書いていますが、私がリーダーを務める社労士会の研究会は昨年創立30周年を迎えました。それを記念して先輩方の活動を記録に残そうと「30周年記念誌」を作ることになり、昨年秋ごろに着手して、今年になってからようやく出来上がりました。
現在在籍する中でただ一人の創立以来のメンバーで社労士会の要職を歴任した大先輩の思い出話を「聞き書き」としてまとめたり、関係者にご寄稿をお願いしたり、原稿を掲載していただいている出版社の「訪問記」を書いたりと、私にとっては大変でしたが、楽しい仕事となりました。
私たちの研究会は、ものを書くということで普段から活動しているので、やはり、A430ページほどですがこのような冊子を出すのは、日頃の活動の延長線上だろうなと考えたこともあり、発行に至ったわけです。
費用の関係で、自分たちでpdfファイルを作り、それをネットで送って依頼する安価な印刷屋さんにお願いしました。
写真などの写りはやはりあまり良いとはいえないのですが、普通の印刷やさんに比べるとかなり安くできたし、逆に手作り感があってそう悪くはないとも思っています。
私が開業したのは2006年9月でした。今もそうなのですが当時夫が一人で橋や高速道路の構造計算などを請け負う土木設計事務所を営んでいて、私も雑用等を手伝っていたので、デスクも机も各種事務機器もそろっていました。それで、そこを事務所として開業しました。
当時の私のキャッチフレーズは、「事務所はあるが客がない」というものでした。
以前は2000枚以上とか大量の紙ベースで設計計算書を作っていた夫の業界も、20年前ぐらいから電子データ化が進み、当時は、紙ベースなどない世界になっていました。
なので、社労士会の連絡等がFAXできたのを見て私はびっくりしたものでした。
その後、さすがに連絡等はメールになりましたが、いまだに、何かというとFAX番号を書かされます。
要するにこの業界は電子データ化が遅れているのですね。
でも、手続き業務などは最もパソコンの作業になじむもので、設定さえしっかりしておけばパソコンを使えば正確に速く楽にできると私は思っています。
同様な主張をされる会員が昨日、所属する社労士会支部の例会で研修の講師として話してくださいました。
昨年までは日々の予定を手帳に書き込み管理していました。
所属する社労士会から毎年1冊いただく手帳は、業務に必要な事項が書かれていて良いのですが、私から見ると持ちたくなるような感じではありません。こういうことをブログでおおっぴらに書くのははばかられますが、おしゃれじゃないんですね。
それで、社会保険労務士法や労働・社会保険の給付内容などが書かれた資料編だけ持ち歩き、後は自分の好きな手帳を買って使っていました。
今使っているiPhoneに予定管理するアプリが入っていることは知っていましたが、特に使わずにいました。
昨年半ばごろから、せっかくだからと使ってみるとこれが実に便利だということが今更ながらわかりました。
予定を書き込むことから、通知機能を使えば自分で設定した時間前にお知らせしてくれるし、念押ししたい場合は予備お知らせまでついています。
妻が出産したら「育休を取得したい」と発信して賛否両論で話題となっていた国会議員が、実はよろしくない行状が発覚して、議員を辞職することになりました。
私は、以前、過去記事にも書きましたが議員も育児休業を取得するのは反対ではないし、そういう制度がないのなら作ればいいと思っています。
特に、育児休業を取得した男性からは育児の大変さとともに喜びも得たという声が上がっていて、本人の人間性を高めるためにはよいことではないかと考えています。
議員活動だげではわからない生身の生活というものを理解できるよいチャンスではないかと思います。
ところが、この議員は妻の出産前後に他の女性とよからぬ関係になっていたそうで、謝罪会見で辞職を表明するというお粗末な結末となってしまいました。
最近、時節柄かインフルエンザや風邪がはやっているようです。
先日所属する社労士会の研究会で、ある会員が提出した原稿の内容もそんな関連のものでした。
健康保険の給付で、業務外の傷病で休業した場合に給料をもらえなかったときに給付される「傷病手当金」があります。
事業主さんがご存じない場合もありますが、本人が医師の証明書と事業主の証明書、タイムカードなどの添付書類をつけて請求すれば、要件にかなっていれば支給されます。
要件のひとつは給料が支払われないか、傷病手当金の額より少なく支払われている場合で、有給休暇があれば多くの場合は有給休暇扱いにしてもらい、100%給料をもらうことが多いでしょう。
傷病手当金は標準報酬月額(社会保険料を支払うために等級分けした給料額で、月給の平均額というようなイメージ)の30分の1の67%ですから、有給休暇の方が多いからです。
私が社労士になった頃は、メンタルヘルスに関わろうとする社労士は少数派でした。ここ数年のうちに情勢はかなり変わり、社労士も職場のメンタルヘルスについて関心を持たざるを得なくなっています。
常時50人以上の労働者がいる事業所に、年に一度ストレスチェックを義務づけるなどの法改正もあり、すでに施行されています。
そのような分野はうかつに手をだせない難しい分野と考えていた私ですが、関与先でうつ病から休職、その後職場復帰して、今ではすっかり元気に働いていらっしゃるという事例を経験しました。
最初、いきなり退職勧奨してしまった会社にそれはだめですと、就業規則にのっとり文書を取り交わし・・・というようなご指導をさせていただき、必要な文書を随分作成しました。
たまたまうまくいきましたが、これはやはり勉強していかないといけない分野だなと思いました。
私の所属する埼玉県社労士会には、会員が自主的に研究活動している研究会があり、その中に比較的新しくできたメンタルス関連の研究会があります。
先週、その部会が主催する講演会があり、3時間半の長丁場でしたが有意義なお話しを聴くことができました。
今朝、出かける前に「ながら視聴」していたテレビの情報番組で、家族と暮らしていても日中一人になってしまう高齢者の「孤独死」についてリポートしていました。
事例の一つとして、90歳を超える実母を一人で介護しながら働いている息子さんの例がありました。夜遅い勤務などもある前職を辞めて、労働時間の少ない近所の会社での仕事に替わった理由は、お母さんがベランダで転んで倒れたまま10時間以上も一人でそのままだった事故がきっかけだったそうです。
収入が半減して、自分も持病があり医療費などがかかるため貯金を切り崩す生活だそうです。
現在は車椅子のお母さんの介護のために、30分間のお昼休みにも自転車で帰宅して昼食を作るような介護の毎日で、ついお母さんに声を荒げるような場面もあります。本人も母のために自宅介護を選択したが、これでよかったのだろうかと悩んでいるそうです。
テレビの取材に明るく笑顔で答えるお母さんを見ながら、息子さんは「母の笑顔を久しぶりに見ました。いつも、自分でもいけないと思いながらつい怒鳴ったりしてしまい、お互いにきつい顔になってしまうので」と、こちらも笑顔で語っていました。
「今日、ちょっとお話しして少し気が楽になったようにも感じます」ともおっしゃっていました。
今年に入ってメディアで話題となった女性タレントとあるバンドのヴォーカリストの不倫騒動ですが、私が聞いた「第一報」はテレビでこの女性タレントが謝罪会見をしている映像でした。
私の場合、テレビのバラエティ番組はほとんど見ないので、「ああ、この人見たことある」程度の認知度で、お相手のヴォーカリストの方は全然知らない人でした。
不倫疑惑のある芸能人なんてたくさんいたと思いますが、なんでこの人たちはこんなに大きく騒がれるのかな?、
随分前にフランスの大統領が隠し子について記者に聞かれたときに動じることなく「それが何か?」と言ったと報道されたことがありますが、そんなことをふと思い出しました。
お国柄の違いなんだろうなと思いました。
日本では、民法上の不法行為ということなのだろうと、久しぶりに民法の「婚姻」の欄をひもといてみると、「不倫をしてはいけない」とはどこにも書いてありません。
しかし、夫婦の一方が離婚を申し立てることのできる理由として限定的に列挙されている中に、「配偶者に不貞な行為があったとき」とあり、ここから、「不貞してはいけない」ということが導かれるようですね。
最近、「〇〇ハラスメント」ということがよく言われます。言動を行っている人の意図とは関係なく、相手方が不快感や嫌悪感を感じたり、時には人間としての尊厳を傷つけられたと感じるような場合に「ハラスメント」と称しているようです。
「スメルハラスメント」というのも時々聞きます。職場などで終日いっしょにいなくてはいけない人の、体臭や口臭、タバコの匂いなどが気になるとか、時には香水や柔軟剤の匂いなども問題とされるようです。
実は、私も匂いには敏感な方です。
コンサートなどで、香水のきつい人がそばに座ったりするとお行儀が悪いですが、舌打ちしたくなります。ずっと以前に隣にお酒くさい男性が来たときにはさすがにうんざりしました。
休日の夜でしたが、始まる前にちょっと一杯という気持ちは私も嫌いじゃありませんからわかりますが、明らかに度を越したにおい方で辟易しました。