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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

認知症高齢者増加のリスクの負担

 昨日の夜から今日の朝にかけてのトップニュースは、認知症高齢者が列車にはねられ死亡したことによるJR東海から遺族に対する損害賠償責任についての最高裁判決でした。
人身事故があると振替輸送などの費用がかかるため、JRが状況に応じて遺族に賠償を請求するという話は聞いたことがありましたが、今回は、死亡した男性が認知症患者であり、家族がほんの少し目を離したすきに家を出て行って起きた事故ですので、家族の監督責任が問われたものでした。
判断は二段階になっていて、まず、同居していた要介護1と認定されていた妻と別居していたが、両親のために自分の妻とともに何かと助けていた長男が監督義務者の立場にあるのか、もしあるとしたら監督義務者としての責任を怠っていたのかどうか、が判断されるのですね。
一審、二審では監督義務者として認め、義務も怠ったとして賠償責任を認めています(二審は妻の責任のみ認めた)。
その判断は、認知症の人を介護している家族に過酷であり、大きな不安を与えたものとして批判がでていました。

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