昨日から今朝にかけてテレビのニュース番組では有名歌手が覚せい剤使用により再逮捕されたニュースを大々的に報じています。
歌手の自宅に報道陣がつめかけ、ガレージを取り囲んだりその中にどっと入りこんだりの騒動があり、ベンツのエンブレムが取れて地面に落ちている映像までありました。
私は都合がありいつもより早く帰宅したため、夕方の民放のニュースでそれを見たのですが、その後のNHKニュースや夜遅いニュースでもその騒動の映像が流れ、後は、オリンピックの会場をどうするかのニュースで、その後見ていないのでわかりませんが、国会での年金改革法案通過のニュースを大きく取り上げた番組は私の見た限りありませんでした。
現在、公的年金加入者は約6700万人です。年金を受給している人は4000万人近くにのぼります。
多くの国民に関係するニュースだと思いますが、私の知る限り新聞は別としてこの法案について詳細を報道したテレビニュースはなかったように思います。
政府は現在の配偶者控除対象限度額103万円を見直し、150万円まで引き上げると報道されいてます。
最初、廃止するような案もあったので、私も注目していました。
それというのも、就業規則で家族手当のうち配偶者手当についての規定に関わってくるからです。
現在家族手当を支給している会社は70%を超えています(平成27年人事院職種別民間給与実態調査)。
私が今まで就業規則で関与した会社も家族手当がない会社もあればある会社もありました。
ある場合には、ほぼ100%配偶者に対する手当がありました。やはり税法と連動させて条件を設定しています。
ただし、私の場合は現行の「103万円」という額を限定せず「所得税法上の扶養親族控除対象限度額以上の所得、又は雇用保険等公的保険給付による同等の収入があるときは支給しない。」としています。
ですから、額が変わってもいいのですが、廃止になると根本から考え直さないといけなくなるので、そういう意味で注目していました。
昨日の当地は朝から雪が舞い 、当地としてはこの時期の雪は異例のことでびっくりしました。
テレビの気象予報士さんによると、雪が積もるのは気温が1度以下のときだそうで、昨日の気温はそうではなかったらしく、積もらなくてよかったです。
午前中ずっと降っていたわりには道路に積もることもなく終わりました。
今日は一転して雲一つない秋らしい快晴です。
外に散歩に行きたいところですが、急いで片づけないといけない仕事があり、事務所にこもっております。
そのうちの一つを午前中かかってようやく終わりにして、メールで送信しました。
それは、ある会社のある社内規程の改正なのですが、必要箇所をお客様と相談しながら修正しているうちに、関連する就業規則の本則も変更しなくてはいけないことに、いまさらながら気が付き、ちょっとあわてました。
ぬくぬくと布団で寝ていた今朝の6時ごろ、地震で目がさめました。
枕元に置いてあるスマホの速報で福島県で震度5弱、私のいる埼玉県南部は震度4とわかりました。
津波がくるらしいということもわかり、スマホに入れてある「ラジコ」を起動させラジオを聞きました。
「津波」と聞くと東日本大震災を思い出して、ちょっとドキッとします。
当地はほどなく治まり、もとの静寂にもどったのですが、あれこれ仕事のことを考えているうちに眠れなくなりました。
時々原稿のご依頼をいただく雑誌の編集者の方からあるテーマについてのご依頼をいただき、自分の専門とはちょっと違いますが、かねてより興味のあったテーマなので、お引き受けしたのが今月の10日です。
今月末の締切なので、十分書けると思っていたところ、ほどなく、関与先で急いで社内規程を改正する必要が生じてしまい、そちらをあれこれやっているうちにあっという間に時間がたってしまいました。
先週から少しずつ集めていた資料を読み込み、社労士的観点から書くとしたらどう切り込んだらいいだろう、そんなことを考えていますが、思いのほか筆が進みません。
心が痛くなるようなニュースが時々あります。
昨日、メデイァで公開された原発事故後に自主避難した先の小学校でいじめを受けた小学生の手記は、まさにそのようなニュースでした。
何回も死のうと思ったけれど、震災でたくさんの人が死んだので自分は生きると決めたとつづっていて、どんなに辛かっただろうと泣きそうになりました。
福島県に住んでいた被害者の少年は小学校1年のときに震災があり、原発のメルトダウンにより小学校2年のときに両親とともに横浜市に自主避難します。地元の公立小学校に通いますが、当時から名前の下に「菌」をつけて呼ばればい菌扱いされるなどのいじめを受けます。
小学校3年で一時不登校となりますが、小学校4年になっても事態は変わらず、小学校5年になると「賠償金があるんだろう」などと金銭を要求されるようになり、家のお金を計150万円余りも渡してしまい、その後二度目の不登校となりました。
保護者は学校側や加害者側保護者とも話し合ったらしいですが、納得がいかず、昨年小学校6年のときに「いじめ対策防止推進法」に基づき市教育委員会に調査を依頼しています。
常時雇用する労働者が50人以上の事業所(会社全体ではなく支店、営業所等場所ごとにカウント)に従業員のストレス状況について検査をする、いわゆるストレスチェックが義務化されて昨年12月1日から施行となっています。
年に一度することが義務づけられましたので、施行後1年、すなわち今月中にとりあえず一度は行わなくてはなりません。
私も、関与先に施行前から「ストレスチェックマニュアル」を作成して全社的に周知してやっていただくように説明して準備を進めてきました。
ストレスチェックについては、会社が従業員の就業について規定する就業規則に規定するものとはちょっと違う性質があると私は考えています。
法律では、会社に行う義務がありますが、従業員に対して強制はできませんし、受検しないからといって不利益な取扱いをすることもできません。また、本人の同意なくして会社が勝手に結果を知ることもできません。従って、従業員だけではなく、取締役というような立場にある人についても一定の規制をかける社内規則が必要です。
というわけで、私は「ストレスチェックマニュアル」を作成して全社に周知していただく形式としました。
最近、女性が働き続けられるようにと育児休業給付の増額等法律の改正もいろいろ行われています。
多分、政府の本音は税金と社会保険料を支払う労働者をできるだけ増やしたいということなのだろうと思います。
女性の中には、自分の子どもは自分の手で育てたいとか、家事も育児も仕事もなんて、体力もエネルギーもないし無理ですと思う人もいるでしょう。
専業主婦は少数派となっているようですが、そういう女性たちも多分子どもの手が離れたらまた出産前のように働きたいと考える場合があるだろうと思います。
しかし、あらたに就職しようとするとパートタイマーなど非正規雇用の仕事しかなく、仕方なくそれらの仕事をするということになり、キャリアを積み上げた人、男性も含めてですが、賃金等で大きく差がつくことになります。
私は、かねてより、子育てがひと段落した女性が以前のように正社員として働くことが当たり前にならないと、真の女性の活躍はないと考えていました。
社労士試験の受験生だった頃、 予備校の先生が労働基準監督官には警察官と同様の逮捕権限があるとの説明で、「労働基準監督署の署の字は他の区役所や公共職業安定所の所の字と違って、警察署の署と同じでしょう? そういうことなんですよ」と説明してくださいました。
なるほどーと妙に印象に残りました。それから10年、労働法が面白くて判例も含めて一生懸命勉強することになるとは思いもよらない頃でした。
万物は生々流転、私も時の流れとともに変わってきたなーと感慨のようなものを感じます。
そんなことを思い出すニュースが今朝の新聞一面に大々的に報じられています。
新入社員の自殺が労災と認定された大手広告代理店電通が、労働基準法違反の疑いが強まったとして昨日強制捜査が行われたというニュースです。
当地はこのところ小春日和というには多少朝晩冷え込んでいますが、それでも穏やかな晴天が続いています。晩秋の冷涼な空気を吸うと、身体の中がきれいになるような気がしていいものだなと思います。
さて、11月4日から日本年金機構では、厚生年金保険・健康保険に加入している事業所を検索できるシステムを公開しています。(参照)
法人番号がわかればそれだけの入力で該当事業所がでてきますが、この公開の目的は「特定適用事業所」かそうでないかの情報提供ということなのかなと思います。
「特定適用事業所」とは、501人以上の社会保険に加入している従業員がいる事業所のことで、加入している人を被保険者といいますが、その被保険者が501人以上いるとパートなど正社員より短い時間で働く短時間労働者の社会保険の適用要件が500人以下の事業所と違ってきます。
①所定労働時間(雇用契約で決めた時間)が週、20時間以上、
②継続して1年以上の雇用の見込みがある。
③賃金月額88,000円以上(残業代、交通費除く)
④学生ではない 以上の要件に該当する人はパート等でも、厚生年金保険・健康保険に加入しなければなりません。
当地は昨日、今日と美しい青空で気持ちが良いですが、あわただしく寒さがやってきた感じで、ちょっぴりあわてています。、
10月から11月にかけて祝日と日曜日ですが、計6回のある研修を受講しています。
朝9時半から16時45分まで1時間のお昼休みをはさんで、ほとんど座りっきりで講義を聴くというのは疲れるものですが、全く勉強していない分野の話なので興味深く聴いています。
昨日の講義の中で、生活保護受給についての相談で講師の方が行政窓口に行ったときのお話しがありました。その際、担当者と名刺交換しようとしたら、「名刺、ないから」とぶっきらぼうに言われ、名刺交換もできずにとまどったというお話しがありました。
私も、何度か労働局などで名刺交換したことがありましたが、一度だけ「私は名刺もっていませんので・・・。〇〇と申します。」と言われ、ちょっと「えっ、なんで?」と思ったことがありました。