現在、国会で審議中の「働き方改革関連八法案」ですが、高度プロフェッショナル制度をめぐり野党の反対があり、過労死した労働者の遺族の方々からの強い批判などもあり、先行きは不透明です。またまた、与党が数の力で押し切るのかなとも思います。少数意見を尊重しつつめんどくさい議論を経て合意を形成するという民主主義的な手法が影をひそめてから随分たつなーと思います。
そんな時代もあったねと言いたくなりますが、それはともかくとして、あまり目立ちませんが、この関連法案の中に有給休暇についての改正も含まれています。労働基準法の改正の中にあるのですが、今般の改正の目的の一つである長時間労働の是正にそった改正です。
有給休暇の取得率を上げることは長時間労働の是正につながります。改正案では、年に10日以上有給休暇のある労働者について、5日は必ず取得させることが義務づけられます。労働者が自分で指定して取得したり、事業所の労使協定により計画的に取得した分は5日の中に含めることになっています。
先日も記事にした某大学のアメフト部悪質タックル問題ですが、企業の危機管理という点で考えさせられました。
社会的騒動となるような不祥事の対応の仕方で、その企業の評価がよくなったり悪くなったりします。私が不思議なのは、ここまでの騒動になって3週間近くたつのにこの大学の学長というか、トップの人が全く姿を現さないことです。
企業であれば、社長が必ず早い段階で会見をするなり見解を述べるなりするだろうし、自分たちに非があることが明らかであれば謝罪をする、それもできるだけ早い段階でというのが通常の危機管理だと思うのですが、危機管理学部を比較的最近立ち上げたというこの大学のやり方は疑問点が多いです。
この事件は、企業でいえば、パワハラについて告発した社員について、あれはパワハラではない、勝手にパワハラと解釈しているだけ、自分たちはそんなつもりは全くなかったと加害者とみられる上司が言っているという図式でしょうか。
某大学のアメフト部の悪質タックル問題で、昨日、暴力的な反則タックルをした選手が謝罪会見を開き、謝罪するとともに、前後の状況について説明しました。
私は、ネットでライブ配信された動画で会見のすべてを見ました。自分のしたことについて反省している様子もよく伝わったし、嘘をついているようには見えませんでした。
大勢の報道陣の前の壇上に1人で上がり(壇の横に弁護士さんが控えてはいましたが)、質問に考えながら真摯に答えていて、自分として最善の選択として会見に臨んだんだろうなと感じました。
まだ、20歳ということですが、ここまでの大学側の対応に比べてずっと大人だと思いました。だから彼の勇気とともに、よけいに痛々しさを感じてしまいました。彼が何故こんなことになったのか。
アメフトに限らず学校スポーツ現場にありがちな悪い指導者の実例のように感じられたからです。
昨日、「政治分野における男女共同参画推進法」が参議院で全会一致で可決されたことが大きく報道されました。国政選挙や地方選挙などで、各政党はできる限り男女の候補者が同数となることを目指すように促しています。
すでに、クオーター制を実施して女性議員が一定数以上になるようにしている国もある中、随分遅れてようやくはじめの一歩を踏み出したという感じでしょうか。
意欲と能力のある女性はたくさんいると思いますので、そういう方々には是非政治の世界で活躍していただきたいと思います。
随分前の話ですが、社労士仲間と話しているときに社労士会の役員や会長に女性が少ないという話題になったことがありました。
ある人(男性)が、「だって、女性の側がやりたがらないでしょ」と言いました。確かに、私自身、自分のことで精一杯でそんなお役はできないなと思っていたので、その場は何となくそれで終わりましたが、「女性の側がやりたがらないでしょ」という言葉が妙に印象に残りました。
私は、どうも早起きが苦手です。それでも子育て中は5時、6時に起きてお弁当を作るなんてことを母としての務めだと思ってやっておりました。
そんな必要がなくなってからも夫のお弁当は続けて作っていましたが、大病したことをきっかけに睡眠時間をしっかりとらなくてはいけないと考え、お弁当づくりをやめ朝は比較的のんびり起きる今のスタイルに定着しました。
そんなわけで、お客様とのお約束もなるべく午後にしていただくことが多いのですが、お客様から午前中の時間を指摘された場合は、私もサービス業ですから、それに合わせることになります。今日は、都内の編集者の方と朝10時のお約束でいつもより30分早起きです。たったの30分で、オーバーなと自分でも苦笑するぐらい早起きに苦手意識があります。
現在、国会でようやく審議に入った働き方改革関連法案の労働基準法改正と関連する労務管理について、小冊子を執筆させていただいているのですが、今日、お話しているうちに、別のテーマでも同様な企画があるそうで、それも書いていただけますかとお話がありました。
ある事業所の就業規則の見直しをしていますが、賃金規程の中で、その事業に有効な資格について、取得している人には資格手当を出しています。
パートタイマーには、時間に比例して少なく支給しているとのことです。
同じ資格をもっていることに対して支給するのであれば、同額にしないとおかしいかな。しかし、労働の量(時間)を比較しての減額だから良いかな?
多少、迷うところもあり、所属する社労士会の研究会に原稿として提出してみました。
「働き方改革」では、盛んに同一労働・同一賃金ということをいっていますが、法律条文にそのような文言はありません。ただし、近年、様々な手当についてその性質や手当を支給する理由などを考えて、正社員と非正規雇用者に差をつけるのは違法とする裁判例がでています。
来月、初めてその件で最高裁の判断がでるそうですので、注目していきたいと思います。
行列と人混みの大嫌いな私のゴールデンウイークは、1日ぐらいは、家族と出かけたり、集まって食事したりはしますが、なるべく出かけず、読もうと思ってため込んでいた本を読んだり、資料を読み込んだり原稿を書いたりに費やすことが毎年のことです。
今年は、4年も愛用していたiPhoneの機種変を前半にしたので、新しい方で変わったこととか、今まで使い方で気になっていたことなどを調べたりして時間を使ってしまいました。
その他には、衣類の整理やタオルケットなどの大物を洗濯したり、もう冬までは着ないだろうなと思うセーターを大量に洗ったり、そんなことをして終わりました。
世間では休みなんだからと、結構ぐーたらしていました。1週間なんてあっという間ですね。
というわけで、何となく今日は頭がすっきりしませんが、朝一番である仕事に関するメールがきて、切り替えて頑張らなくてはと思っているところです。
当ブログも最近は駄文が多く、誠に遺憾です。自分に喝を入れたいと思います。
皆様もゴールデンウイークぼけにならないようにお元気でお過ごしください。
当地のゴールデンウイーク前半はお天気もよく昨日の昼間は真夏のようでしたが、今日は朝から曇りで少し落ち着いた陽気でした。
さて、私の「ちゃつちゃなパソコン」の入れ替えは、一昨日どうにか終わりました。前のものより一回り大きくなり、指紋認証とやらもできるようになり快適です。
自宅のWi-Fiにつなぐときにパスワードを聞かれ、通信会社からもらった(通信会社からレンタルしていたものが期限終了でそのまま私のものになっています)ので、その通信会社用のパスワードを入れても全然つながらず、本体をよく見てみれば、パスワードが書いてあるではないですか。
これかと入力してみれば、何とか受け入れてもらえました。
パソコンからiPhoneへのデータ移行が心配だったので、娘にきてもらって随分助けてもらいました。