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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる16年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

手続き業務に四苦八苦

私は、子育て終了後の第二の人生 をマイペースで仕事しながら生きていきたいと思い、社労士になり開業しました。
自分の仕事のスタンスは「私だからこそできる仕事、私にしかできない仕事」を積極的に行うということです。
社労士の重要な仕事であり法で専権業務となっている手続き業務は、私じゃなくて他の社労士でもできる仕事だという思いがあり、積極的に引き受けてはきませんでした。
それは、けして手続き業務を軽くみているわけではなく、むしろその逆です。私のような大雑把でそそっかしい人間が、「お上のお達しどおり」きっちりかっちりした書類を仕上げるのは、かなり大変だろうという思いがあったからです。
「手続きやっていますか?」とお電話いただいたときに、「私は、手続き業務は行っておりませんが、手続き業務が得意な社労士をご紹介することはできます。」と言って、何となく、びっくりされているような雰囲気が伝わったきたこともありました。
それでも、関与先に頼まれたり、知り合いからご紹介いただいたりすればお断りすることもできませんし、ぽつぽつとは行っております。
10年余りもやっていると、いつの間にか一通りの手続き業務の経験ができてきます。

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小冊子の執筆させていただきました

清文社小冊子働き方改革2 当地は毎日外はサウナ状態が続き、仕事等を除きなるべく外に出ないようにしています。異常な暑さに気象庁が「災害」ととらえるようにとの警告を発したそうですから、何となく危機感がつのります。
 さて、そんな中、かねてよりご依頼をいただき、執筆させていただいた小冊子『労働基準法改正のポイント 働き方改革で変わる労働時間制度』(株式会社清文社発行)が出来上がり、当事務所宛送ってくださいました。
 担当編集者様は私よりずっとお若い有能な女性です。とても気持ちよく仕事ができました。このようなご縁ができて感謝しています。

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保育園落ちた うれしい?

 先週、NHKの夜7時のニュースだったと思うのですが、キッチンで調理しながらチラ見していたので、番組名は正確ではないです。その中で、最近「保育園落ちてよかった」「保育園に受かると困るので倍率が高い入りにくい園に申しこむ」という保護者がいるそうで、ある保育園は「入園辞退する人が続出して危機感を感じる」と語っていました。
待機児童問題を解消しようと、行政側は一生懸命策を講じているそうですが、このような現象が起きると、本当の待機児童は何人なのか読めなくて困ると語っている都内の区長の映像も流されていました。
この現象が起きだしたのは、昨年1月1日より改正施行された、育児介護休業法の保育園に入れないなどの理由があれば、最大2歳まで育児休業を延長でき、雇用保険からの給付も受給できることになってからだそうです。
「不合格通知」を受け取ってうれしかったという保護者の女性の話もありました。

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小学校のエアコン設置率の低さ

 愛知県の小学校1年生の男子児童が、徒歩20分ほどの公園に校外学習に出かけ、学校に帰ってきた後、具合が悪くなり熱中症で死亡するという事件が大きく報道されました。
朝、普通に学校に行った子が「亡くなりました。」と言われた親御さんのお気持ちはどんなだったろうと思うと、なんとも言葉がありません。
このところの猛暑は異常な状態であり、学校側も敏感になっていただきたいと思いますが、その前に、この学校の教室にはエアコンがなく、この児童が帰ってきた教室は37度あったそうです。
それでは、熱中症になりかかっていた場合、よくなることは期待できないでしょう。
何よりも涼しい場所で身体を冷やすなどの処置をしない限り、身体の熱を冷ますことはできないからです。
文部科学省の調査(
参照)によると、冷房設備の設置状況は全国でかなりの差があります。

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改正健康増進法が成立

 受動喫煙対策を強化する健康増進法が本日成立したとのニュースがありました。
施行は2020年4月とのことですが、今後は多くの人が集まる施設内は原則禁煙となります。
今、現実には、多くの公共施設や病院、学校などは施設内禁煙としているか、喫煙場所を設置してそこ以外は禁煙としていることが多いと思います。
会社なども原則禁煙、または分煙が当たり前のようになっていると思います。
JTの調査によると、2017年の成人喫煙率の平均は、男性28.2%、女性9.0%です。調査開始の1965年には82.3%と15.7%でしたが、どんどん減って行って、今や、喫煙者は世の中の少数派です。
タバコそのものの有害性や受動喫煙の害などについて、科学的な立証がなされた現在ですから、当たり前といえば当たり前の結果でしょう。
タバコの値上がりも影響しているのかもしれません。


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貧弱な避難所をなんとかしてほしい

当地は、とんでもないぐらいに暑いです。昨日、昼間14時頃必要があって車に乗ったら、車の温度計(外気温を測定していることになっている) が、なんと45度と表示されていてびっくりしました。
クーラーなかったら完全に死ぬわと思いつつ、水害で家に住めなくなり避難所暮らしを余儀なくされている方々はどんなにか大変だろうと思いました。
それにつけても、避難所の様子というのは、大きな自然災害が起きるたびにテレビなどで目にしますが、阪神大震災の頃からあまり変わっていない、要するに進歩していない感じがします。
今朝のテレビの情報番組では、イタリアの例として、家族ごとにテントをⅠ張ずつ提供して、食事は移動調理車がやってきてその場で暖かいものを出してくれるとか。かの地のことは私もよく知らないので、それが標準なのか、一例なのかはよくわかりませんでしたが、テレビの話し方だとそれが当たり前のような言い方でした。
だとしたら、随分進んでいます。プライバシーも守られ、食事も暖かいものが食べられる、それだけでも随分気持ちの上で違ってきます。

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働き方改革で年収が減る?

 私はスマホに様々な分野のニュースがまとめられていて、分野ごとにいろいろ見られるようになっているアプリを入れていて、毎日すきまの時間にみています。
今日は、朝、出勤の車の中で(夫が運転することが多いので私は暇です)たまたま目にとまったビジネス関連のコラムを読みました。
著者は、賃金や人事のコンサルタントをしている方で、私も開業当初、勉強のためにその方のご著書を拝読したことのある方です。
かなり長い文章なのですか、要約すると、働き方改革により残業時間が短くなることで特に中小企業で働く年収400万ぐらいの労働者が、年収減少のダメージを受けそうだという内容です。
今までの年収の中には、当然残業代が含まれているため、働き方改革により残業時間に対する規制が強くなり、残業時間を減らさなければならず、結果、残業代ありきで家計がなりたっているこの層の労働者が打撃を受けるということです。

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寝不足になるのもおしまい

 当地は先月下旬から猛暑到来で、連日の30度超えが続いています。おまけに、追い打ち?をかけるのがサッカーW杯、予選リーグから本日の決勝トーナメントまで、日本代表の試合は、あたくし全部テレビで観戦しました。したがって、このところ寝不足状態が続いていますが、それも今日で終わりました。
今日は、善戦空しく世界の壁に阻まれ試合終了したのが午前5時、それからまた寝ると多分寝坊するし、頭もぼーっとするだろうと、なんと、7時に家を出て、7時半前に事務所に入りました。
どちらかというと、夜型で朝早く行動しないのが常ですが、意外と気持ちがいいものだねーと「早起きは三文の得」を実感しています。
「W杯はサッカーだけじゃない! 来年のラグビーもあるのに、サッカーだけ騒ぎ過ぎ」とラグビー好きの研究会仲間がメールで書いてよこしました。
「ラグビーも勝てば騒ぎますよ」と返しましたが、やはり「4年に一度」と思うと見ちゃいますね。

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職場のいじめ・嫌がらせをなくすには

先週、厚生労働省が平成29年度の「個別労働紛争解決制度の施行状況」を発表しました(参照)。
この制度は、個々の労働者と使用者との間の労働条件や職場環境に関するトラブルを未然に防止して早期に解決を図るための制度で、「総合労働相談」、労働局長による「助言、指導」、紛争調整委員会による「あっせん」の3つがあります。
総合労働相談コーナーは、都道府県労働局と労働基準監督署に設置されていて、全国380か所にあります。電話、面談で相談を受け付け、昨年度の相談件数は110万4758件で、そのうち、法制度の問い合わせが69万8650件を占めています。労働基準法等の疑いがあるものは、19万8280件で、労働基準監督署やハローワークに取り次がれ、関係法令に基づき行政指導などが行われます。
民事上の労働紛争相談件数は、25万30005件で、①いじめ、嫌がらせ 72,067件、②自己都合退職 38,954件、③解雇 33,269件となっています。
いじめ、嫌がらせは6年連続トップということで、いまや、職場での深刻な問題となっていることがうかがわれます。

 

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