FC2ブログ

おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

同一労働同一賃金への道のり

ある執筆の ご依頼に関連して厚生労働省で出している「同一労働同一賃金ガイドライン案」を熟読しています。
「同一労働同一賃金」とは職務内容が同一または同等の労働者には同一の賃金を払うということです。欧米の場合、職務に応じて賃金が決まる職務(仕事)給が基本です。会社が変わっても秘書なら秘書の仕事をずっと続けるということが多いため、「この仕事ならこのぐらいの賃金」という同一労働同一賃金の考え方が定着しています。
日本の場合、正社員として雇用されると社内で様々な部署を経験してキャリアを積ませるという雇用慣行があり、職務内容が変わることが多くあります。部署がかわるたびに賃金が変わるのは都合が悪いですから、その人個人について職務遂行能力、学歴、知識、熟練度など総合的に評価する職能給が一般的とされてきました。
他方、非正規雇用者の場合、仕事は変わらないことが多く、欧米型の職務給的に賃金を決めていることが多いため、正規雇用者と同一にするのは難しいという意見もあるようです。
そこで、政府は、「均等・均衡待遇」という尺度で同一労働同一賃金を目指そうとしているようです。

続きを読む

PageTop