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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

高齢者の雇用より就職氷河期世代の雇用を

 政府は、70歳までの継続雇用を企業に促すようです。
私は、企業がどういう人を雇うかは企業の営業戦略に大きくかかわる問題なので、企業の自由裁量であると思っています。
ですから、65歳までの雇用義務化が法制化されたときにも結構違和感を感じました。なので、またですかという感じです。
そこで、気になるのは、就職氷河期世代です。長く勤めていればそこそこの年金を得て、贅沢しなければ何とか暮らせる65歳以上の人たちについては、法律で縛るより、労使で自由に決めてもらうでよいと思いますが、就職氷河期世代は、たまたま卒業した時期により大きく割りをくっています。そこに自己責任論など入る余地はありません。
原因は、「新卒一括採用」という慣行にあると思います。大手企業では、新卒、第二新卒と言われる20代前半ぐらいに正社員になれないと、その後正社員に採用されるチャンスはなかなかありません。
中小企業でもその傾向はあるでしょう。
年功序列の終身雇用制度を維持するためにはそれが都合がいいからでしょう。
政府も、この世代を何とか救済しようと雇用保険から助成金など出していますが、企業側としては、年功序列、終身雇用制でいる限り、最初に制度からこぼれ落ちた人を今さら拾えないというところではないでしょうか。


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