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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる12年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

セクハラ捏造?で解雇

 先週のニュースですが、のど飴(実は私も時々愛用しています)で有名な老舗企業の社長のセクハラについて調査中の女性法務部長が「セクハラを捏造した」とされて解雇されたことは不当だと提訴したという事例が報道されました。
男女雇用機会均等法でセクシャルハラスメント管理措置義務が設けられ、施行されたのが平成19年4月1日です。
職場における性的言動により労働者が不利益を被ったり、職場環境が害されないように、事業主が構ずべき措置について指針が設けられ、事業主にはその措置が義務づけられています。
この事例は、管理措置義務を行うべき側である社長がセクハラをした、そして、被害者とされる女性も、報道によると、直接雇用される労働者ではなく、業務委託契約をしていた女性ということです。
ですから、均等法が想定している内容とは多少違うセクハラということになります。
管理すべき立場の人が加害者と疑われ、被害者は、労働法上の労働者ではありません。
しかし、当該法務部長は、法令の義務を守るべく行動する立場にある人です。被害の申告は、直接の被害者だけではなく、それを目撃した人からのものも対応しなければなりません。噂レベルのものでも、立場上、聞いてて知らん顔はできないでしょう。
真偽のほどはともかく、調査をしたこと自体は間違ってはいないと思います。
ただし、提訴については、あくまでも不当解雇についてですから、解雇理由とされる「セクハラの捏造」があったのかということに争点があるのだと思います。

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