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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる15年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

頂点同調主義の国?

 今月、経済評論家の内橋克人氏が亡くなり、NHKテレビで放送した追悼番組を録画していたのですが、遅ればせながら昨日観ました。
以前、著書を読んだこともありますし、メディアでも盛んに発言していらっしゃいましたが、私は共感するところが多かったので、亡くなられたのは大変残念に思いました。
内橋氏は、2000年代の初頭の派遣法改正により製造業にまで派遣が拡大したことで、非正規雇用者が増え貧困層が出現すること、早くからワーキングプアの問題に言及していたことなど、その慧眼には敬服します。
番組の最後で、メッセージとして語っていた「頂点同調主義」という言葉が印象に残りました。
権力にもの言うことができず、反対の気持ちがあっても結局何も言えずに従ってしまうことらしいのですが、この国の人たちのそういう体質が戦争に突っ走り、戦後も何も変わっていないと語っていらっしゃいました。


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やっぱり書くことは面白い

 最近、当ブログの更新がめっきり少なくなり、風前の灯かなと思いつつ書きたいことはあるのですが、昨今のネット事情などを見ていると、こんなこと書かない方がいいかなーと何となく思ってしまうことがあります。
ブログを始めたときに、国会議員などの公人以外の他人のことを悪く書くことはしないと決めているので、そういう内容は控えることになり、お客様とのやりとりもなるべく書かないことにしているので、面白いことがあっても書けない。
自分の私的なことなどもなるべく控えたい。となると益々書けなくなります。
関係なく、書いていた頃がなつかしくなりますが、私も年をとったということなのでしょう。
最近は、原稿を書き続けていた社労士会の研究会も今月はzoom例会で、時間があれば参加できたのですが、時間を作れず参加できませんでした。

研究会で、私が目指している良いと思う原稿は、たくさん書かれているテーマであっても、オリジナリティがどこかにあって、読む人が面白いと感じる原稿です。
どこにでもあるような原稿や行政のホームページを見れば書いてあるような原稿はつまらないと思うので、自分ではそのような原稿は書かないようにしています。
そんなこんなで、ブログも研究会の原稿も書かなくなると書けなくなるみたいな気がします。
それでも、ご依頼いただく仕事としての「執筆」は、与えられたテーマについて、自分で資料を集めて判例なども読み込み、構想を練ったり考えたりする時間がすごく楽しくて、やっぱり、私は書くことと、それに付随する調べることが好きなんだなーとつくづく思います。
最近は、ご依頼いただいたある原稿にとりかかっていますが、自分の得意分野のはずなのに、細かいところはちょっと迷ったり考えたりして、あらためて勉強しなおして没頭しています。
気がつくと時間がたっていて、これはこれでありがたいことだなーと思う昨今です。

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一人で悩まず仲間を見つける

 雇われて働いて賃金を受け取っている人は、労働基準法をはじめとする労働法では「労働者」という位置づけです。
労働者については、各労働法令で使用者に対する規制がいろいろあり、労働条件に反映され労働者が守られています。
しかし、すべての使用者が労働法令について熟知しているわけではなく、知らずに労働法令を守っていなかったり、またはある程度知っていても経営上の理由などから法令より悪い労働条件としたりする場合があります。この場合には、法令はすべてに優先されますから、法令より悪い条件は法令どおりに修正されなければ違法となります。その事項によりますが罰則がある場合もあります。
では、法令をぎりぎり上回っているだけの条件だった場合には、労働者は文句を言えず従うしかないのでしょうか。
これは、契約関係の中での交渉ということになるでしょう。その会社の労働者全員に周知されている就業規則があればそれに従いますが、個人的に交渉して給料を上げてもらうなどの話はあるかもしれません。
就業規則より良い条件の場合は、就業規則どおりでなくても法律的には許されます(労働契約法第7条)。
さて、前置きが長くなりましたが、交渉するにあたり一人よりも複数人または事業所全体の労働者の意思としての代表者などの方が発言力が強くなるでしょう。
というわけで、労働者の団結のために労働組合結成が認めらています。

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日々淡々と生きるのは難しい

 そう短くもない私の人生の中には、いくつかのピンチや辛いと思うこともありましたが、その都度幸運に恵まれて何とか乗り越えることができ、今日まで生きてきました。
そういう大変だと思う状況の中で考えたことは、日々、淡々と目の前のやるべきことを片付けて生きることだと何となく思ってきました。
コロナ禍も早1年半、その前に比べたらほとんど引きこもり状態というか、多くの楽しみがなくなったと言っても過言でない生活の中でも、まずは日々の中でやるべきことを淡々とやっていこうということに変わりはありません。でも、何となく意欲がそがれる今日この頃です。
心が打ちのめされるニュースが多過ぎるんですね。

コロナに感染していることが判明してもほとんど自宅に放置状態の末、亡くなる方々、他方、アフガニスタンで現地の協力者や邦人保護を放り出し、さっさと帰国した日本の大使館員、現地の事情はよくわからないし、軽々には言えないのでしょうが、フランスやイギリスの大使は最後まで空港に残り、現地協力者にビザを発行し続けたとのニュースを聞くと、心穏やかではいられません。
政府は何をしている? 権力を守り政敵をつぶすことしか頭にはないらしい首相のニュース。憲法違反をしても国会を開こうとしない内閣。
世の中、めちゃくちゃだなーと思います。
せめて、自分の仕事はめちゃくちゃにしないように、お客様のご相談を受け、必要な事項を調べ、調べているうちに、この根拠は?と疑問が湧いてきて、法律条文、省令、告示、通達、判例と次から次へとのめりこんでいくうちに、時間がたつ。社労士になってからずっと続けていることですが、そんなことで何とか心の平穏を保っております。
先のことはわからないですが、皆様もどうぞ心身ともにお健やかでいられますように、お祈りいたします。

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