一昨日、 少し時間があったので、以前に録画したままになっていたNHKの単発ドラマを視聴しました。随分前に民放の刑事ものドラマで一世を風靡した(映画にもなったのでそう言えると思います)俳優が、ちょっぴりメタボ気味になった中年刑事となって出てきます。未解決事件を見事に解決するもので、あまり書くとこれから見る方もいるかもしれないのて、やめておきますが、その中で、非正規雇用、ドラマでは派遣社員でしたが、その悲哀のようなものが描かれていて胸をつかれるものがありました。
しかし、一時は随分非正規雇用者の待遇改善とか、派遣社員の辛い状況とかが話題になっていたと思うのですが、最近はあまり聞かなくなっている、全体的に人手不足で、少しは雇用状況がよくなっているんだろうかと、総務省で調査している労働力調査を確認してみました。
皆様、ご無沙汰しております。
更新が滞っているなと思いつつ年明けからちょっと大きな仕事を抱えていたところに、関与先からちょっと心配な案件が飛び込んできたり、別の関与先からも急ぎの案件がきたり、個人事業主としての確定申告もあるしで、かなりバタバタしておりました。
すべて快刀乱麻で片付けてなんてわけにはいきませんが、どうにかひと段落しました。
思えば、2006年に開業以来ブログを書いてきましたが、最近は経年劣化と申しますか、更新意欲の減退がみられ、寄る年波を感じております。
そんなわけで、時間ができたところで、全国社会保険労務士会連合会の会則により定められている5年に一度の倫理研修を昨日受講することができました。
職業倫理の保持を目的として会員に義務づけられている研修で、コロナ禍により2020年度からはオンラインにより行われています。
以前は、他支部の同期の仲間と久しぶりに会える機会でもありましたが、日程が決められていて必ずその日程に都合を合わせなくてはならなかったので、大変といえば大変でした。
オンラインでは、3時間ぐらいのビデオ視聴と単元ごとのテスト受験で、自分の都合に合わせてできるので、その点はとてもありがたいです。
細切れに受講することも可能ですが、私はこういうのは一気にやりたいたちなので、すべて昨日で終わらせました。
「隣に住んでいるのもちょっと嫌だ」、同性婚や性的少数者(後述しますが、この言い方もどうかと思います)に対する見解を問われ、オフレコながら首相秘書官の一人がそのような差別的発言をしたというニュースには驚きました。
一体、この人、いつの時代に生きてるんだろうねー。この令和の時代にそんなこと考えてる人がいるんだ、びっくりです。
おまけに「同性婚を認めたら国を捨てる人が出てくる」に至っては、「はぁー? 逆じゃないの? 外国で結婚する同性のカップルもいるんだからさ。」と突っ込みたくなります。
まあ、何を考えても個人の内心の自由があるからいいんだけど、首相のスピーチライターまで務めている立場の人が、たとえオフレコでも大勢の記者に話していいことかどうかわかってないとしたら、相当頭悪いとしか思えません。
そんな発言は首相にとってマイナスにしかならないですから。
本人は、発言を撤回したそうですが、結局、首相は当該秘書官を更迭せざるを得なくなりました。
これから、任命責任を問われて苦しい立場になるでしょう。
近年、職場においても同様の差別的発言や処遇は法令違反となる可能性があります。