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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる16年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

電子証明書を取得する

現在、社労士の手続き業務も労働保険関係を中心に電子申請ができるようになっています。


電子申請をするためには、個々の社労士がまず電子証明書を取得しなければなりません。不正使用されたら大変ですから、WEB上で個々の社労士を特定して間違いなくその人であると認証できるようにするわけです。 (連合会HP参照)


全国社会保険労務士会連合会の発表によると(月間社会保険労務士11月号20ページ)電子証明書の取得者数は開業者17397人のうち8583人となっています。(平成18年10月31日現在)

50%をわずかに切っているというところですね。同じページに目標達成率というのが出ています。各県会の会員数からだいたいこのぐらいの人数に取得してほしいという取得目安を設定して、現在の取得者との比較で達成率が出されています。40%台から最高117.4%まで県によっていろいろです。私の所属する埼玉県会は目標達成率65%とあまり良い方ではありませんでした。


支部の例会などに出席すると、熟年と言われる年齢の方たち(私も人のことはあまり言えませんが)を多くお見かけします。70代、80代の方もいらっしゃいます。そういう方たちは今更パソコンはいいわという感じです。お名刺にEmailアドレスがない場合もあります。この前の例会でお話した女性会員の方は「パソコンを持っていない」とおっしゃっていました。


でも、これから仕事を始めようという場合はそれでは通りませんよね。私の場合パソコンを見ない日は、まずありません。仕事だけでなくメールや検索などなくてはならないツールになってしまいました。世の中、かなりの部分そういう感じではないかと思うので、やはり電子申請の準備だけはしておかなくてはと思い、手続きをとったわけです。


正直、各種の手続き業務には興味がないし、あまりやりたい仕事ではないのですが、社労士の仕事の範囲なのですから、やる、やらないは別として準備はしておかなくてはと思いました。


というのも、電子証明書の取得には最長2ヶ月ぐらいかかるとのことなので、いざという時に間に合わないと困りますので、とにかく取得しようということで、10月の20日に取得費用の9650円を連合会に送金しました。その送金済み証明書と印鑑証明、申請書などを連合会に郵送して申し込みが完了です。


なかなか返事がこないなあと思っていたら、「本人限定受け取り郵便のお知らせ」が来て、なんと郵便局に取りに行くんです。もちろん最寄の郵便局を指定できますので、私は事務所近くの郵便局を指定してようやく昨日電子証明書が届きました。証明書といってもフロッピーディスクです。(今時FDかい)そのFDが正常に動くか確認して、受領印(実印)を押して受領確認書を送付して全て手続き完了です。有効期間は発行日から3年後の誕生月までです。そのつど更新手続きをとるらしいです。


多分、実際にやってみないと流れなどはなかなか頭に入らないと思うのですが、24時間いつでも手続きできるというところが大きなメリットではないかなと思います。まだ、使い勝手が悪いという先生もいらっしゃいましたが、今後改善されていくのではないかと期待したいと思います。




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