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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

有給休暇の基準日を設ける

年次有給休暇の取得条件等については、過去記事にしたことがあります。(参照)

原則は6ヶ月以上継続して勤務して、その間の出勤率が8割以上であれば10日、それから1年たつごとに増えていく(最高20日)ということになっていますが、社員全員が4月1日など同じ日に入社していれば、誰に何日与えるというのはすぐわかりますが、途中入社の人が多いと管理が煩雑になります。

現在、就業規則の作成にとりかかっている会社も中途入社の人が多く、最初は人数が少なかったので、それほどでもなかったけれど、だんだん人数が増えて、管理が大変になったのでどうにかしたいとのお話があり、4月1日を基準日として統一的に管理をしましょうという話になりました。

これは、ある程度人数のいる会社ではよく行われていることだと思います。

労働者が不利益にならないように、必ず前倒しで与えるというようなイメージです。

4月1日の基準日において、前年の4月1日から9月30日までの入社の人については、勤続年数を1年6ヶ月とみなして11日とする、10月1日から3月31日までの間に入社した人については、勤続年数を6ヶ月とみなして10日とするというふうに前倒しで付与します。

斉一的取扱では、切り捨ても四捨五入もだめですという行政の通達が出ていますので、繰り上げて労働者が得をするように設定することになります。

今年度の途中入社の人については、4月1日から9月30日までの人には前倒しで最初に10日付与します。

10月1日から3月31日までの入社の人には0日、入社後最初の4月1日が来て初めて10日もらえるということになります。0日なのは、最長でも6ヶ月ですから法律の基準を充たしています。

 

ですけれど、年度の前半の人に比べるとちょっと不公平かなという感じもしますので、その場合は、9月入社の人には入社時点で8日とか7日とかあげて、その後逓減していくようなやり方でもいいかもしれません。

また、基準日を年に2回設けてもう少しきめ細かくやるというやり方もあります。

私は、煩雑さを避けるために年一度がいいんじゃないかなと思いますし、根が大雑把な人間なので、少々のことには目をつぶりどっかで線引きしちゃいましょうなんて思いますが、このあたりは事業主さんの裁量に任されています。

さて、今ご依頼いただいている事業主さんはどういうタイプかなあなんて考えつつ、ご提案をしなくてはいけないなと思っています。

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