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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

看護師による傷害事件 雑感

幼児虐待やグループホームの火事や百貨店閉店など、このところいいニュースがありません。

最近、驚愕したのは看護師によるお年寄りに対する傷害事件です。

報道によると、兵庫県の病院で2008年12月から1月あまりの間に入院患者6人(当時99歳~75歳)が相次いで肋骨を骨折した事件で、病院に勤めていた看護師が逮捕され、犯行を認めているというものです。

被害者はいずれも寝たきりで会話のできないお年寄りで、この看護師が胸部を両手で圧迫するなどして骨折させた疑いが持たれています。

「職場の人間関係にイライラしていた」「患者から感謝されないのがしゃくにさわった」と供述しているそうですが、社労士としては、この職場の雰囲気はどんな雰囲気だったのだろうかと気になります。

この看護師のしたことは許しがたい行為ですし、とんでもないことだと思いますが、何故そういうことが起きたのかをよく検証しておかないと、また同じような事件が起きるかもしれません。

この世の中には、ある一定の割合で常識はずれの思ってもみない行動をとる人というのはいるものだというのが、最近私が感じることです。

特に、慢性的な人手不足を言われる医療の現場では、ストレスがかかりそれが原因でそういう資質のある人の行動を誘発する可能性も高くなると思われます。

使用者側は、できるだけストレスを緩和させるような策をきちんと講じていたのか、勤務時間などは過重になっていなかったのか、などが気になります。夜勤体制なども1人で全て任せてしまうのは問題が起きた時に対応できない場合もあるので、避けるべきだったのではないかと思います。

 

ストレスを緩和させるような方法としては、休みはきちんととらせるとか、休憩時間中にリラックスできるような工夫をするとか、悩み事の相談窓口を設けるとか、職場全体でオープンにいろいろ話し合える雰囲気を作るとか、などが思い浮かびますが、どれもそれができれば苦労しませんということなのかなあとも思います。

しかし、使用者がそういう意識を持つことは非常に大事だと思います。金メダルを目指さなければ、銀メダルも銅メダルもとれないでしょうということです。

休憩室を充実させて鉢植えのきれいなお花やマッサージチェアやステレオなんかを置く。それだけだって随分人の気持ちって変わるんじゃないかなあと私は思います。

そんなのお金がかかります?

こんな恐ろしい事件が起きるぐらいなら、そんなお金どうってことないですよね。お金は上手に使いましょうよ。

最終的には、使用者側の努力だけでは解決できない医療行政の問題にもなってくるのだと思います。これを特異な人の特異な犯罪としてしまうのは、ちょっと違うのかもしれないと感じました。

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