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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる15年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

36協定の後出し

法定労働時間を超えて時間外労働をさせる場合は、労働基準法36条に基づく労使協定を結ぶ必要があります。(過去記事参照)

これが小さな事業所では案外知られていません。

今日、無事届出の終わったある法人も、最初就業規則作成のご依頼でしたが、お話しているうちに36協定について全くご存知ではなく、事業の開始からちょうど10年たっているのに今まで届け出たことはありませんでした。

概略をご説明して納得していただき、4月1日から1年度を始めているということなので、就業規則の届出といっしょに届けましょうと、今年度分と来年度分、2枚を作成し、従業員代表の方を選んでいただき、署名捺印をしていただきました。

そして、今日最寄の労働基準監督署に届出をしました。「後出しだからなあ、何か言われるかなあ」と思いつつ、窓口に出かけました。

心配だったので、同じ支部の仲良しの同期の社労士に朝電話して、

「〇〇労基署に36協定出しに行ったことある?」と聞いてみましたが、その労基署に行ったことがなく、他の労基署についても郵送しているので窓口の対応はよくわからないとのことでした。

とりあえず、事業主さんが全然知らなかったことを言えば、受け取ってくれるだろうと〇〇労基署の窓口に行くと、支部でかねてより顔見知りの社労士がいて、すんなり受け付けてくれました。

「知らなかったので今まで出してなかったの、今年度分も一応持ってきました。」

「うん、知らない事業主なんていっぱいいるよ。」と、控え用に受付印をペタペタ押してあっさり返してくれました。

36協定を知らない事業主の存在は私も知っていますが、いっぱいいるよというレベルなんですね。労働基準法というのは、強行法規のはずなのに知らない、守らないという話がごろごろしていて何でそうなるんだろうと考えてしまいました。

とりあえず、36協定の後出しについてはあっさり終わりました。就業規則も届け出て、事務所へ帰ってから事業主さんに連絡をとって納品しました。

 

今回は、就業規則上にある各種の届出用紙や労働条件通知書など、よくわからないんですが、どうしたらよいですか?と聞かれ、「じゃ、雛形をお作りしましょう」とその会社用にアレンジしていろいろな書類を作りました。PCでいろいろ管理している方なので、先方のご希望によりCDにファイルを収めて差し上げてとても喜ばれましたが、私としては想定外の仕事だったので、こういうことならもう少し高く見積もればよかったかなと、またしても見積失敗です。

想定外の仕事についての追加費用を請求することもできたかもしれませんが、見積書を出して、その金額で仕事を受けているわけですし、今回はやめました。請求するにしても大した額ではないし、ちまちまケチケチはしたくないし、気持ちよく終わりたいという気持ちを優先させました。

さて、次なる仕事とちょっと棚上げしていた別の仕事も片付けなくてはと、当分忙しい日が続きそうです。

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