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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

就業規則の見直しは大変です。

私は開業以来就業規則の作成・見直しを主たる業務としています。
少しづつ経験を積んで、自分で作成したいろいろな「見本」を電子データで持っています。
作成の依頼があった時は、お客様のお話をじっくり伺い、お客様に合わせてそれらをいろいろアレンジして、最初のたたき台とします。さらにお客様のご要望や疑問にお応えしてあれこれ修正する作業をして、より良いものに仕上げていきます。

見直しの仕事の場合はちょっと違います。
今ある就業規則の条文を一つ一つじっくりと吟味して、現行の法令にあっているか、リスク管理はできているか、判例など法解釈に照らして疑義はないか、経営者の考え方に沿っているか、労働者がこれを読んでどう感じるかなど、あらゆる角度から検証する作業をします。

今もある会社の見直し作業を進めていますが、この就業規則が最初に作られたのは20年ほど前で、社内規定の変更や法改正などで何度か改正も行っていますが、さすがに現行の法令や社会情勢などに対応できていない部分も多く、いわば、つっこみどころ、直しどころ満載という状況です。
それでも、会社全体として遵法意識が高く労基法をはるかにしのぐ良い労働条件もたくさんあります。
担当の方がとても熱心な方なので、多分条文の文章などにも思いいれがあるだろうと推察され、なるべく原型を残して足りない部分を追加するような形でやっていこうと、新旧比較表を作成しながら、条文を一つ一つ検証しています。
追加、修正する場合には、根拠となる法令、判例を提示した上で解説を記載します。
これがまたやりだすと思いのほか大変で時間がかかります。
自分で作った文章とはどうも勝手が違い、リズムが違うといった方がいいかもしれませんが、読み込んでいくのが結構大変です。
自分で思っているよりも時間がかかり、連休前ぐらいにお客様に新旧比較表をお届けできると考えていましたが、仕方なく連休明けぐらいにお届けするということで、お客様に了解していただきました。

通常、報酬は新規作成の方が高いのですが、やってみると逆じゃないかなと思うことがよくあります。
それでも、私はこういう作業は全然苦にならないし、むしろ楽しいんですね。
条文一つ一つを読んでいると、その会社の考え方のようなものがほの見えてくるときがあり、なかなか興味深いのです。
これは判例に照らして問題があるかなとか、考えるのは今まで勉強したことの総復習になりますし、これでお金もいただけるんだから、いいじゃないの、もう一頑張りだねと、自分で自分を励ましつつやっております。

本日、当地は昨日から降り続く雨がなかなかやみませんが、そこかしこに新緑が満ち溢れツツジやハナミズキが咲き出し、家々には鉢植えの桜草やパンジーが見られるようになりました。
麗しき5月の到来ですね。
皆様、良いゴールデンウィークをお過ごしください。

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