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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

障害年金の請求書がもらえない?

昨日、私の所属する支部の定例会があり出席しました。
社労士会は各都道府県にありますが、その中でも地域ごとに支部を作り、支部が会としての活動の場となっています。 私の支部の場合は定例会や、定例会のない月には研修やなんらかの催し物等があり、だいたい月に一度は支部会員と顔を合わせる機会があります。
もちろん、社労士会の活動には一切顔を出さないで活動している会員もいて、支部関連の会合に行くと、だいたい毎度おなじみの顔ぶれプラス新入会員やたまに出席する会員というメンバーとなります。
会員の中には様々な分野で経験豊富な方もいるので、私も新入会員の頃から参加していろいろ教えていただいたりすることもあり、それなりに貴重な情報交換と親睦の場だと考えています。
昨日、連絡事項などが全て終わり、フリートーキングの場で、ある会員が、「日本年金機構(元社会保険事務所)で、障害年金の請求書をもらおうとしたら、待たされたあげく結局もらえなかった」という体験談を話しました。

私は、普段、年金を専門にしていなくて、親族や知り合いに頼まれて関連の手続きに行く程度で、あまり深く考えたことはありませんでしたが、請求書というものは簡単に配られるということはないんですね。
年金というのは、請求した上でその内容等に不備がなければ受け取れるというシステムで、そういえば、年金の請求書も老齢年金などは一人に一部づつ送られてきます。
労働基準監督署に提出する書類などは、簡単にインターネットでダウンロードできるので、漠然と年金関係もそうだと思っていましたが、確かに請求書に関してはネットで見たことはないですね。

くだんの会員の話によると、障害年金の場合、まず予備審査のようないくつかの質問表があり、それに記入した後、窓口で相談してから請求書を配布するシステムになっているようです。
障害年金の場合、障害の状態はもちろんのこと、初診日がいつかということが重要ですし、納付要件など複雑な条件があり、簡単に判断できないという事情がありますが、社労士として、ある程度事情を聞いた上で判断しているのだから、一般の人が「もしかして、もらえるのかな」というようなレベルとは違うわけですから、そのあたりもその会員としては不満だったようです。
これについて、「年金はこの人」というぐらいに年金に詳しい会員が、障害年金は請求書が障害の内容により違うため、何種類かあること、また、請求書を渡すことにより、「自分はもらえるんだ」と思い込んでしまう人がいて、実際に支給されなかった場合(要件を満たさないなど結構ある)トラブルになりやすいなどの理由ですぐには渡さないようだ、仕事を受けるときにも「もらえる」などと断言せず、「もしかしたらもらえるかもしれません」程度に話をした方がよいなどと話してくれました。また、請求書については市役所などの役所では比較的簡単にもらえるということも教えてくれました。

へぇ、そうなんだと思いつつ、裁定請求書ぐらいけちけちせずによこせばいいのにと思いました。以前からそういうやり方をしていたようですが、前述のような一見もっともらしい理由を言ってはいますが、それらは窓口できちんと説明して要件にかなっていなければ、もらえないこともあるということをきちんとアナウンスして納得してもらえばいいことですよね。
それよりも窓口に行かなければ請求書がもらえないということ自体がそもそもおかしいのではないかなと私は思います。
だって、障害年金は重い障害のある方が請求するわけですから。移動が難しい方も多いはずです。
パソコンでダウンロードしてネットで申請もできるようになれば随分楽ですよね。
むやみやたらと請求されると事務処理が大変とでも考えているんでしょうか。
誰のための日本年金機構なのか、もっと国民の立場で業務の改善もしてほしいなと感じました。社労士会もこういうことは改善を申し入れてもいいと思いますが、それについては、来月研修の講師をお願いしている方が長妻厚労相のブレーンだということで、その方に話をしてみましょうと司会役の理事がおっしゃっていました。
他にもレアケースの業務関連の話題が出て、久しぶりになかなか興味深い例会となりました。

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