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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

勤労者の心の病の増加

今、企業の中でうつ病など心の病にかかる労働者が増えていると言われています。
それらの病気は特殊な人が特殊な状況でかかるのではなく、日常生活の中でごく普通に生活していた人でも、いわば誰でもがかかり得る病気だということも言われています。
「職場のメンタルヘルス」ということがよく言われますが、私は親友が臨床心理士として働いているため、いろいろ話を聞いていて、その種のことにかかわるには相当専門的知識を持たないと難しいと感じていました。
でも、社労士としては関心を持ち続け、折に触れて知識と情報を増やして行かなくてはいけないだろうなとは思っています。
少し前ですが、今月に入ってから独立行政法人労働者健康福祉機構が平成21年4月から22年3月までの1年間に、全国19の労災病院に併設している勤労者予防医療センターに寄せられた「勤労者 心の電話相談」の相談件数や内容を発表しました。(
参照)

相談は勤労者及び家族から寄せられたもので、前年比13%増で過去最多とのことです。
内容としては、多い順に①上司、同僚などとの職場の人間関係 ②自分の精神的な悩み 「将来に対する不安」、「落ち着けない」、「イライラ・不安定」 等 ③体調不良 「不眠」、「疲れやすい」、「倦怠感」などで、男性、45.6%、女性50.6%で、年齢別では多い順に40代、30代、50代となっています。
特に、この1年間の特徴として世界同時不況の影響か、職を転々とせざるを得ず新しい職場でいじめにあったりする、派遣切りに対する不安、実際にリストラや派遣切りされたとの相談が増えているそうです。

どれも、当事者にすれば深刻だし辛いだろうなあという内容です。
でも、ひとりで悩んでいても解決はできないでしょうし、このような相談機関に相談して話を誰かに聞いてもらうのはとてもいいことだと思います。
話すだけで気持ちが軽くなるということはよくありますから。
今、悩んでいらっしゃる方は是非こういう相談機関に相談してみてください。
前述のサイトの3ページ目、4ページ目あたりに電話番号が掲載されています。メールで相談できる所もあるようでアドレスが載っています。

社労士としては、職場の人間関係をいかにしたらよくできるかということに関心があるわけですが、このあたりは経営者の考え方に大きく左右されるところだと思います。
労働者を単なる消耗品と考えているような経営者もいますから、特に、今のように雇用環境が悪化すると「代わりはいくらでもいる」なんて態度がでかくなったりします。
しかし、社員がころころ入れ替わるような会社でいい仕事がなされるわけはなく、社員を大切にする会社は長い目で見れば必ず業績が上がると、私は信じているんですけれど、それについてはまだまだ経験が浅く実体験としてはついていけてないというのが実情です。

そういうことも含めて、最近、社労士というのはすごくクリエイティブな仕事だなと思うようになりました。専門家としての知識はもちろんですが、現実には、法律論だけでは片付かない問題も多く、そこにいかに知恵とアイディアを提供することができるか、お客様のニーズに答えていけるかが重要なことなのだと思います。

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