FC2ブログ

おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

職場の「冷房被害」

連日の猛暑続きで、室内に入ると冷房が心地よいですが、銀行やスーパーなどは効きすぎではないかなと感じることもあります。
用事を済ませてすぐ帰る私はいいですが、そこで働いている人は大丈夫かなと気になることがあります。
先週、職場の受動喫煙について新聞記事をもとに過去記事にしましたが、(
参照) 同じシリーズの新聞記事で今日は職場の「冷房被害」について掲載されていました。
オフィスの強い冷房に耐えられず夏は仕事をしない派遣社員、店長が超暑がりのため冷房温度が19度にセットされている居酒屋で働くものの、とても辛いと訴える女性店員の話などが書かれています。
その居酒屋は店長が代わり、少し改善されたそうですが、冷房被害を受けるのは女性が多いようで、夏場でもストッキング、タイツなど重ねたりカイロまで身につけるとのことですから、心地よさなんてとっくに通り越して苦痛以外の何者でもなくなっているんですね。

今、地球環境に配慮するために冷房の設定温度を高めにするということが盛んに言われていて、そのためにクールビズスタイルなども定着していますが、客商売ともなるとそういうわけにもいかないんでしょうか。
外気温が相当高いですから、室内との差があまり大きくなるのも身体に負荷がかかるのではないかと思われますから、そういう意味でも冷房温度は高いめの方が健康にもよいと思いますが、オフィスでは外回りから帰ってきた人や、背広姿はさすがに最近あまり見かけませんが、ネクタイ姿の男性などはやはり設定温度を低くしがちなのでしょうか。

受動喫煙の記事でも書きましたが、事業主には職場の環境に配慮して労働者が働きやすい職場を作る義務がありますから、冷房の効き過ぎで体調不良になるような社員が出たら、やはり配慮する責任があると思います。
職場全体で話し合って始業後1~2時間してオフィスがある程度冷えてきたら、設定温度を上げるとか、冷房に弱い人は室内で一番冷房の影響を受けない席に移動させてあげるとかの策を講じる必要があると思います。
大切なのは、職場全体の問題として社員全員で考えるということだと思います。
会社は人の集団です。
様々な人が集まりいっしょに仕事をして会社を盛り立てていかなくてはいけないのですから、自分のことだけではなく、いっしょに働く人についても想像力を働かせて、気遣ってあげることができない人がたくさん集まっているような会社は、多分業績も伸びないでしょう。
だって、会社の顧客もまた人ですから、他者に対して想像力を働かすことができないようでは、お客様にも満足していただけないと思います。

「冷房被害」というのは個人差が大きく、夏場だけの問題で受動喫煙ほどの害もないと思われますが、実際に辛いと思って改善を要求する労働者がいたら、広義には安全配慮義務から、狭義には職場環境配慮義務から事業主としてはやはりそれに応じる義務があると私は思います。

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する