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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

唯一の被爆国としての厭戦

先週の6日は広島、そして今日9日は長崎の原爆記念日です。
この業界のある飲み会で、
「やっぱり軍隊を持たないと書いてある日本の憲法はすばらしいと思う」
と言ったら、ある社労士が、
「ああ、鈴木さんは護憲派なんだね」
ときっぱりと決めつけました。
私は自分で護憲派なんて思ったことはないですよ。
「歌は世につれ」と言うけれど、法律だって社会の成り立ち、人々の暮らし方や意識が変わればそれにつれて変わるべきだし、憲法だって例外ではないと思います。
でも、メディアの報道、映画、書籍、その他様々な資料や見たり聞いたりしたことを総合的に考えると、私は戦争は絶対イヤという厭戦の思いしか出てきません。
戦争を生で体験された人たちはもっと厭戦の気持ちは強いだろうし、「永久平和主義」は「国民主権」、「基本的人権の尊重」とともに現行憲法の根幹を成す考え方です。
そういう意味では9条については多くの国民のコンセンサスをしっかり得ることができない限り、変えるべきではないと思います。

ひとたび戦争になればごく当たり前の平凡な幸せを失い、家族を失い、親戚、友人、知人を失い、家を失い、国家や文化さえも失う場合がある。
得るものなんて何もないですよね。
日本国憲法ができた当時、多くの一般庶民は「もう、これで戦争をしない国になれるんだ」と喜んだそうです。
その後平和な時代が続き、この国の多くの人は私も含めて戦争を知らない世代となりました。
随分前だったと思いますが、若い人向けに9条を守るためのアピールをするコピーということで「だって俺たち戦争行きたくないもんね」
というのを提案していたコピーライターがいました。 
このコピーは、ちょっぴり笑いながらなかなかよくできているなと思いました。
一種の厭戦ですよね。
「戦争行きたくないもんね」という言葉の中に、軍隊という自由のない全体主義的なものを嫌う雰囲気があるし、嫌なことはなるべくしたくないという若い人の気質も捉えているような感じがします。

そう、戦争なんてつまらないものはやめましょう。
憲法9条はそんなことを表現しているようにも思います。
この国は唯一の被爆国なんだということを世界にアピールして、だからこそ戦争なんて大嫌いという気持ちをもっともっと発信することが、平和を守ることにつながるのだと思います。
「はだしのゲン」や「禎子の折鶴の話」など、子供たちにもわかりやすく戦争の悲劇を伝える話があるのは、とてもよいことだと思います。
厭戦権をもっともっと行使していきましょう。

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