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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

ちょっぴり複雑な気分になったメルマガ

私は、労働政策研修研究機構からメルマガを配信してもらっています。
様々な研究結果や今日の労働問題などが配信されてきて、興味のあるものだけ取捨選択して見ています。
昨日、配信されてきた中に、ある民間企業が厚生労働省の委託を受けて「女性の力を活かして企業力を高めるために」ポジティブアクション実践研究や、セクシャルハラスメントの防止についてのセミナーを全国各地で行うとありました。
ポジティブアクションとは男女雇用機会均等法がらみでよく使われる言葉ですが、職場での女性差別を是正するための取り組みを言います。
管理職に女性が少ない場合など、一定の比率までそれを高めるためなるべく女性を登用するようにするなどは、均等法上許されるとするような場合です。
セクハラ防止の取り組みなども男女雇用機会均等法で義務づけられましたから、職場での取り組みがいろいろ行われていると思います。
いずれも労務管理に関わることですから、本来は社労士の仕事のはずなのですが、社労士会にはこういう仕事の依頼はないのかな、それとも入札に負けたんでしょうか。

社労士会の厚生労働省の委託事業といえば、私が経験したものとしては、アドバイザーとなって携わった一昨年の労働契約支援事業、昨年の労働契約改善事業がありました。
前者は、労働契約法の施行に伴いその周知事業、後者は就業規則の重要性を周知する事業と、私が主たる業務としていることと関係があったので、支部で手を挙げてやらせていただきました。
いずれも競争入札で委託された事業ときいています。
各都道府県の社労士会で200人規模の事業主さん向けのセミナーと相談会、各支部単位で3箇所でのセミナー、相談会が開催されました。
支部単位でのセミナーは各支部に任されているため、まず開催先を確保するのがちょっと大変で、確保できても人を集めるのがまた大変でというようなことで、結構大変でしたが、その割に報酬はけして高いものではなく、私としては自分の勉強になった部分もありますが、次はもう手を挙げるのはよそうと思っています。
というのも、200人規模のセミナーでそれだけの事業主さんが集まるのであれば、事業としては成功といえると思いますが、その場の席を埋めるためだけに結局社労士会の会員を動員しているふしがあり、私としては腑に落ちなかったからです。

そんな経験をしていますから、このある企業に委託された事業を社労士会が受注したとしても、果たして実のある充実した内容のものができるかというと未知数であり、積極的に仕事をとってもそれを担うノウハウも人材もなければ恥をかくだけだしなあなどとも思ってしまいます。
でも、本来は労務管理を専門業務とする唯一の国家資格者の集団なのですから、やるべきだし、やらなきゃおかしい、できなきゃおかしいと思うのですよね。
何でも安けりゃいいというもんでもないと思うので、こういう事業を競争入札で行うという是非も考えなくてはいけないだろうし、ちょっと複雑な気分になったメルマガの配信でした。

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