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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

事務指定講習も捨てたもんじゃないと思う。

春から社内のある制度の発足のための規程づくりと、付随する就業規則他社内規程の見直しをしている会社の仕事が、ようやく大詰めを迎えていよいよ従業員代表者の意見書を作成する段階までこぎつけました。
就業規則本則の他に10個も別規程がありなかなか膨大な作業でした。
現行の就業規則については、原文を尊重しつつこのところの労働法の改正にあわせて、かなり手を入れましたので、変更点がすぐわかるように新旧比較表を作ったり、他の規程についても青文字、赤文字を駆使してどこがどのように変わったかわかりやすいファイルを作成しました。
事業所が互いにすぐ近くなのですが、3箇所に分かれているため3冊の作成です。
この作業の途中で以前に届け出た住所と違う住所が本社になっていることがわかり、また、一部事業所が被一括事業として届出をしていないことがわかり、普段手続業務はしない私ですが、ついでにそれらの届出もやってあげることにしました。
以前、先輩から手続業務から就業規則の依頼に発展することもあるから、手続業務はやった方がいいと言われたことがありますが、この会社は全く逆で就業規則作成から入り手続業務が発生したというわけです。

手続業務はやらないと決めていてもお客様から聞かれたときには、社労士たるもの、恥ずかしくない応対をしなければと、一応その種の参考書籍は何冊も持っています。
また、労基署に行ったついでにその種の届出用紙などももらってきてあるので、チャチャッと書けると思っていましたが、いざ書こうとすると間違ったら大変だと思い、雛形をしげしげと眺め書き方の注意を眺め、結構プレッシャーがかかるもんですね。
慣れた人はそれこそチャチャッと書いちゃうんだろうななどと思いつつ、「そうだ、事務指定講習でこういうのいろいろ書いたじゃない」と思い出し、分厚いファイルを取り出してみました。

「事務指定講習」とは社会保険労務士試験に受かった後で、2年間の実務経験と同等とみなされるために社労士会で受ける講習のことです。
本来は実務経験がないと社労士として登録できないのですが、これを受ければ試験合格後実務経験がなくても開業できるというわけで、私も2005年に合格した年にすぐ申し込んで受講しました。
事務指定講習については過去記事を参照していただきたいと思いますが(
参照)、そこで練習した書類の書き方などは結局すっかり忘れてしまいましたが、資料としてファイルをとってあります。
それを見てみましたら前述の届出書類もしっかりあって、「何だ、あたし、このときちゃんと書いてるじゃん」というわけで、それを確認して自信を持って書類を作成することができました。やれやれ。

事務指定講習については、これが2年間の実務経験と同等とはとても思えないなあと受講しながら思いましたが、この制度のお陰で私は合格した翌年に社労士としてスタートすることができたのです。
税理士みたいに2年間は必ずどこかの事務所で経験を積んでくださいなんて言われたら、私はとても勤まらなかったかもしれないし、また、この業界では一人で事務所をやっている人が圧倒的に多いから、そのような受け容れ体制もないだろうし、現実的な制度なのだろうと思います。
これから事務指定講習を受ける方もいらっしゃるでしょうが、手続業務をするのであればそれなりに役にたつんではないかなと思います。
私のように参考資料としてとっておいて、後で見ることもできますし。
でも、手続業務というのは意外と奥が深いので、社労士会で頼れる先輩を見つけて教えていただくというのが、私は一番良い方法だろうなと思います。
もちろん、何でもかんでもすぐ聞くというのではなく、自分できちんと勉強した上でどうしてもわからないときに教えていただくのが自分のためにもなるだろうと思います。
いずれにしても、この業界では社労士同士の横のつながりはとても有意義だと私は思っています。
社労士会支部の定例会などに全然顔を出さない会員て、どこでそういうネットワークをつくっているんだろうと思います。
と言いつつ、実は私も昨日の支部の例会は仕事がたてこみ欠席してしまいました。
やぶへびにならないように今日はこのへんで失礼します。

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