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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

おばさんの効用(2)

以前に「おばさんの効用」という過去記事を書いたことがあります。(参照)
私が配信してもらっている労働政策研究・研修機構のメルマガに、それを裏付けるようなコラムが掲載されていました。(参照)
今、労働市場で50代女性の元気のよさが目立つというものです。
労働力率(15歳以上の人口に対する学生、専業主婦などを除く労働している人の割合)が、50代前半で72.5%、50代後半で62.5%、60代前半の女性の労働力率も15年前に比べて5.2ポイントの増加ということで、この世代が積極的に社会に進出しているということが数字に表れています。
私の中でのイメージとして、「おばさん」というのはまさにこの世代であり、40代というのはまぎれもなくおばさんだとは思いますが、「若おばさん」というようなイメージを持っていて、ちょっと世代的に違うかなという印象を持っています。

今50代の女性たちは、男女雇用機会均等法ができる前に社会に出て、結婚や出産を機に職場を去り主婦業をメインとして家族を支えた世代だと思います。
良妻賢母がよしとされた最後の世代かもしれません。
「子供を預けて働くなんて子供がかわいそう」という偏見もまだまだ根強く、一部の専門職の人や、家庭の事情により働かざるを得ない人を除き、子育ても仕事もするという選択肢はなかなかなかったと思います。
高度経済成長期からバブルなどもあり、夫ひとりが働けばなんとかなるという時代背景もあったかもしれません。
20代半ばぐらいで結婚して2人ぐらいの子を出産すると、50代になれば子供も独立したり独立しないまでも手が離れて自分の自由になる時間がふんだんにでき、今まで、家族のために使っていたエネルギーを自分のために使えるようになり、社会に様々な形で飛び出す女性が増えるのは私は当たり前だと思います。

そして、50代女性はその母親世代に比べ、電化製品の普及や様々な科学技術の発達や世の中全体が豊かになったことにより、肉体的にはずっとらくちんな母親だったと思います。
要するに消耗度が違うので余力があり、同じ50代でも若さが残っているのです。
一説によると母親世代の8がけの年齢ぐらいだと言われます。そうすると50歳は母親世代だったらまだまだ40歳ぐらい、60歳でも48歳と考えることもできますから、まだまだ若いということになります。
家族のために時間とエネルギーを費やすのは大変ですが、うれしいこと、楽しいこともたくさん経験ができてそれなりに満足感はあります。でも、心の隅っこでは「社会で何かを成し遂げたかった、このままで人生終わりたくない」という思いがくすぶっています。
その思いを払拭すべく、こどもの進学、結婚など親としての一定の役割を終えた後に、何らかの社会進出を果たすのはむしろ当然のことなのだと私は思います。
私の周りにも専業主婦を長らくしていて子供の独立などを機に、仕事をして報酬を得るということの他にも、自分の趣味や得意分野を活かして社会的な貢献をしている女性たちが何人もいます。
長年、ためこんできたものがあるので、彼女たちはかなりの開放感を味わいつつ生き生きと活動しています。
企業は労働力としても購買層としてもこの世代を無視できない時代になっているのだと思います。

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