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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

岩波文庫創刊80周年 活字文化はどこへ行く?

岩波文庫が創刊80周年を迎えたそうです。


私の世代にとって文庫本は岩波文庫に限らず角川文庫、新潮文庫など若い日々の貴重なアイテムです。もちろん今でも手軽に持ち運べて安価な文庫本はよく買いますが、10代の頃のように、気に入った作品を何回も読むということはしなくなりました。


私の場合、中学生、高校生の頃は高価な単行本や全集などはもっぱら学校の図書館で借りて読み、自分で買うのは文庫本が多かったです。本を読む喜びもその頃知ったように思います。

若い人の活字離れが言われて久しいですが、私の頃には影も形もなかったインターネットという巨大な百科事典が出現したのですから、無理からぬことかもしれないと思います。私でさえいろいろなことを調べるのにすぐネットで検索するのですから、物心ついた時からPCがあった今の若い世代の人が、活字から離れるというのは当然なのかもしれません。携帯電話の普及も(電話機能だけでなく活字機能もある)それに一役かっているようです。


辞書なども電子辞書はコンパクトで便利ですから私もよく見ますが、広辞苑などを例にとると、やはり情報を瞬時にぱっと見ることができるのは活字で書かれた重い本の方ですね。自分が活字に慣れているためかもしれませんが、斜め読みもできますし、電子辞書よりも一度に目に入る情報量は圧倒的に多いですよね。おまけに目指す言葉以外の前後の言葉の情報もついでに目に入りますから、「一度にぱっといろいろ見る」という機能では、活字に軍配が上がるように思います。


電子媒体で困るのは、フロッピーディスクからCDロム、DVDなどというように媒体がどんどん変わり、それについていかなければならないということ、おまけに私も何度か経験していますが、ある日突然PCがこわれることがあるということです。それについてはバックアップさえ万全であれば問題ないのですが。


それに比べれば活字は私の少女時代の愛読書などもいまだに無傷で残っています。子供達が赤ん坊の頃書いた私の「育児日記」のようなものもしっかりと読めます。そんなところで、案外活字文化はしぶとく生き残っていくんではないかなと考えています。時と場合によってはずっと手軽に情報を手にいれることができるのですから。


これからは、このように選択肢が増えた状態を享受しつつ、活字文化も残ってほしいなあと活字好きな私としては思ってしまいます。


 

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