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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

何故?と問い続けることの大切さ

フリージアの花かごハラハラドキドキしながら 見たサッカーですが、終わりよければ全てよしといい気分で朝事務所へ入ると、ほのかに香る甘い香り、そうだ、昨日お花やさんでフリージアを見つけてガーベラなどと花かごを作ったんだと思い出しました。
携帯で撮影していつも殺風景な当ブログに載せてみます。
 別に写真とは全然関係ない話なのですが、今朝の朝日新聞にあった哲学者の佐々木中(あたる)氏の論説がとても腑に落ちて、私も何となく力をもらったような気がしました。

「現実という言葉が今とても抑圧的に作用している。何故だろう?」という問いに対して、坂口安吾の「お前は甘いぞと言はれることが、我々日本人にとっては骨身にこたへる一大苦痛」という言葉を引用して、「現実をわかっていないお前は甘い」と言われたくなくて、現状追認に走っているだけだとの書き出しから始まっています。
そして、「現実がこうである以上、こうするしかない」という言説は、結局、人を苦しめ、搾取や暴力を生み出すだけです。と続きます。

以上は、現在の政治の閉塞感の原因を探るというようなシチュエーションの記事なのですが、政治以外にもこういう「現状追認」状態というのはあるし、結局、それをやっていたのでは何もよくならないんですよね。
佐々木氏は、国民を納得させる政治家がいないのは、彼らの演説すなわち文章がヘタだからと断定しています。
沖縄には米軍基地が必要だ。なぜ?
このなぜ?の部分がすっぽり抜け落ちていれば、聞く人の納得と同意を得られるのは難しいのです。氏は、今、この「なぜ」という真摯な問いかけが何より欠けていると言います。
なるほどと思いました。

思えば、私が時々回りから浮いていると感じることがあったのは、この「なぜ」のせいだったかもしれないと思い至りました。
「鈴木さんの言うことはきれいごとで現実をみてない」
みたいなことをそんなにたくさんの回数ではないけれど、社労士になる前もなってからも言われたことがあるなあと、あんなこと、こんなことを思い出します。
私の場合、今ここがだめだから、こうしましょう、ああしましょうと言うのですが、なぜ、こういう現実があるのかについて、突き詰めて考えるべきなのかもしれないと思いました。

「この世界が嫌だけど変えようがない」なんてことには全く根拠がない。
その通り。
こんなふうに心に届く言葉を投げかける。これも哲学の果たす役割だねえと、あらためて思いました。

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