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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

原発内労働者の劣悪な環境の改善を

原発事故の行方は予断を許さないようですが、今後数ヶ月ぐらいのオーダーでとりあえずの安全停止を目指しているようです。
自衛隊等の公務員の他に東京電力、協力会社、メーカーなどの社員の方々が献身的な努力を続けているようです。
最近、彼らの劣悪な労働環境が報道され、「何で、そうなってるんだろう」と驚きました。
本来、一人ひとりが身につけるべき放射能を測る線量計も足りずに、それをつけずに作業していた人がたくさんいたとか、食事は最初は一食、その後も1日二食ビスケットのような保存食中心だそうで、睡眠も満足にとれないということが報道されています。
働いている人たちは、使命感のようなものを強く感じているようですが、これから数ヶ月もそんな状態が続いたら、過労で倒れる人も出てくるのではないかと心配です。

テレビで観たある地元の社員の方は、地域のお年寄りに「原発って大丈夫なのかい?」と尋ねられたときはいつでも、「安全にはすごく気を使っているから、絶対大丈夫だよ」と言い続けてきたそうです。
「それがこんなことになって、申し訳ない気持ちでいっぱいです。今はとにかく作業を続けるしかない」と語っていました。
自分たちがやらなければ、誰もやる人はいない。そして、自分たちにはやらなくてはいけない責任があると思っているそうです。

ですけれど、そのような労働者側の献身的な思いに寄りかかって、使用者側が劣悪な労働環境を黙認するのは許されることではありません。
非常時ですから、平時と同じにはできなくても安全配慮義務がなくなるわけではないでしょう。
東京電力は一日も早く、劣悪な労働環境を少しでも改善すべく手を打つべきです。
もし、東京電力にそうしたことができないのなら、政府が代わってきちんと手を打つべきことだと思います。
東京電力に対していろいろな批判がありますが、それは、事態が収拾してから検証すればよいことで、今は、とにかく原発事故の収束が最も求められていることなのです。
そのために第一線で働く人たちが、より良い環境で働けるように整備するというのは、非常に大切なことだと思います。
東京電力にその能力がないのなら、政府が成り代わってきちんとやるべきだと私は思います。
原発内で懸命に働く方々がその力を発揮できるような良い労働環境になることを切に祈ります。

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