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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

最悪の事態を想定する危機管理

今般の原子力発電所の事故は様々なことを考えさせられました。
結果的に原発を容認してきた私たちはこれを引き受けざるを得ないのだと思います。
一日も早く収束してほしいと願うばかりです。
東京電力の様子をみているとやはり危機管理ができていなかったんだろうなと思います。
報道によると、地震で自動停止した後、本来は冷却装置が働いて冷やすことにより安全に停止することができるのに、その冷却装置が津波により破壊され、冷やすことができなくなったのが発端とされます。
海水を注入するという決断までに2日ほどあり、この間に水素爆発などが起きています。
海水という塩水を注入するということは機械装置にとって負担が大きく、壊れることを覚悟しなければならず、決断が遅れたと報道されています。

原発で事故が起きたときには何よりも放射能のもれを防がなければならないはずで、もれたとしても最小限度に抑えなければならないはずで、そのあたりの意思がきちんと会社全体で共有されていたんだろうかと気になります。
原発は「止める」「冷やす」「閉じ込める」が機能しなければ安全な状態を保てないと、この度の事故の報道で私も初めて知りました。
この「冷やす」が危うくなったときに、機械などだめになってもいいから「冷やす」を最優先させるということが躊躇なくできていれば、違っていたのかなと思いますが、門外漢の私にはよくわかりません。

最近、様々な会社で危機管理ということがよく言われます。
東京電力の対応を見ていると参考になることがたくさんあります。
まず、メディア対応ですが、入れ替わり立ち代り人が出てきて、聞かれたことに対してひそひそと相談しながら、ようやく答えるなどの対応は見ていて感じのいいものではないですね。
この最悪といってもいい危機的状況の中で、何かまずいことを言っては大変だと腰がひけているようにも見えました。
日頃から最悪の事態を想定してある程度シミュレーションしておけば、もう少しスムーズだったんだろうかと思います。この後に及んで言質を取られまいとするような姿はいただけません。
私が懇意にしているある社労士が、「最悪の場合、どうなるのか始めに言ってほしいわよね」と言っていました。
それも一つの考え方だと思います。最悪の場合、どうなるかわかれば、人間、案外覚悟ができるものなのかもしれません。
言う、言わないは別としても最悪の事態を想定して会社としてどう動くかは常に考えておかなければいけないでしょう。

さて、かく言う私も小さいながら事務所を持ち、お客様の情報などもお預かりしています。
パソコンの情報は、大容量の外付けハードディスクにバックアップして、最低限必要だと思われる情報も自宅パソコンに移してバックアップしています。
でも、地震などで事務所も自宅も壊滅的状況になったら、又は火災などに巻き込まれたらどうなるんだろう。
人のことを言う前に自分が最悪の事態を想定して危機管理しなければと、強く感じている今日この頃なのでした。

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