FC2ブログ

おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

下がり続ける年金額

私の所属する社労士会では、支部から派遣されて地元の金融機関に年金相談に行くことがあります。
もちろん、希望する会員ですが、私の所属する支部では毎年6月~7月にかけて平日の電話相談を担当します。
1月半ぐらいの間20人あまりの会員が交代で金融機関に出向き、電話の前に待機してお客様からの相談を受け付けます。
普段労働問題中心に勉強している私ですが、社労士の「看板」である年金について忘れないようにするため、毎年手を挙げて一日だけやらせていただいています。
今年も来週当番の日がやってくるのですが、年金関係もふだん熱心に勉強しないため、知識が随分怪しくなっていますので、年金機構のHPをチェックしてそろそろ勉強にとりかかろうと思っています。
今年は、年金額の引き下げがあり、それに伴い子に対する加算額、振り替え加算などの額が変わるため、ある程度頭に入れなくてはと印刷してしげしげと眺めたりしております。

平成23年度の老齢基礎年金額は40年間満額の保険料を納めた場合、788,900円です。
昨年度は792,100円でしたから引き下げとなりました。デフレの影響らしいです。
しかし、10年ぐらい前は80万円を超えていたことを考えると、じわじわと下がり続けていて、私の老後は暗いねえなどと思ってしまいます。
老齢厚生年金に20年以上加入した人に生計を維持している配偶者と18歳年度末までの子(一定の障害のある場合は20歳まで)がある場合には、加給年金額といって、年金額が少し増えるのですが、この額も基礎年金額が変わると変わるので、こちらも印刷して確認しなければなりません。
配偶者は227,000円、二人目までの子も同額、3人目以降の子は75,600円とこちらも額の引き下げがありました。
 なお、配偶者には受給権者の生年月日に応じた特別加算があり、さらに額が増えます。
こちらは、年金を受け取る人が昭和18年4月2日以降生まれなら167,500円が今年度額で、やはり少しずつ減っています。

今の社会経済情勢では、今後年金額が上がるということはあまりないんだろうなと思います。
じわじわと下がり、また、社会保障改革などが行われると、一定額以上の収入のある人は基礎年金を支給しないなどということも出てくるかもしれません。
もちろん、それらは経過措置などをつけてゆるやかに行われていくとは思いますが。
それでも、やはり年金があるのとないのとでは大違いです。
毎月、固定的に決まった額のお金が入るというのは、やはり安心感があると思いますので、年金制度はシステムが今と変わったとしても、維持していくことが社会の安定につながるのだと思います。
もらえるかどうかもわからないから払いたくないという人たちもいますが、年金は自分のためだけではなく、社会全体のための制度でもあります。
若くして障害等級に該当する重い障害を負った場合にも保険料を納めていれば年金を受け取ることができます。

実は、今年の10月、以前にもお声をかけていただいた足立区の男女参画プラザの講座で、年金制度について講師としてお話することが決まっています。
女性の再就職支援講座ということで、私は2週間に渡って労働者の権利である労働保険、社会保険についてと、年金についてお話する予定です。
制度の有効性をご理解していただくために、どのような切り口でお話するか考え資料作成にもとりかからなくてはと思いつつ、まだ手付かずの状態です。
社会保険制度、年金制度という社労士の基本を勉強し直すいい機会をいただいたなと思っております。
「お声をかけていただいてなんぼ」の稼業の私ですので、感謝しつつ一生懸命務めさせていただこうと思っております。
来週の電話年金相談の準備もありますので、今週の土、日あたりは年金本を読み直すことになりそうです。

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する