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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

企業の魂

魂という言葉のイメージというか意味は、生物の肉体に宿る心の働きを司るものというようなことが広辞苑に出ています。
形はないけれど、精神性を支配するものとでも言いましょうか。
今日、新聞で「企業の魂」という言葉を見て妙に心に響くものがありました。
いち早く「脱原発宣言」を行った城南信用金庫の理事長に対するインタビューの中で、理事長が、「企業は人間と一緒だと思うんです。お金を稼ぐだけじゃなくて、理想もあるはずだし、魂もある。企業だって正しいと思ったことはどんどん発言すべきです。そこで働く人たちの誇りにかかわることなのです」
と語っています。

「そこで働く人たちの誇り」を大切にする経営者が増えたら、多くの労働者は今よりもずっとずっと働きやすくなるんだろうなあと思います。
このインタビューで語られている理事長の言うことについて、私はとても共感を感じました。
よく言われる脱原発により電気料金が上がり、経済活動に影響がでるのではないかということについて、原発は結構コストが高いと語っています。
地元への交付金、廃棄物処理、安全対策、万が一の補償金も入れて計算するのが金融機関のやり方であり、そうすると、純民間ベースでやっていたら融資する金融機関などないだろうと言っています。
結局、国策として進めてきたからここまできたんでしょうね。
記者会見する東京電力の社員の人が何となく危機感がなく、しれっとして見える(あくまでも私見です)のも、全てが東京電力の権限と責任で行ったことではなく、国の関与が大きかったからなのだろうと感じます。

そして、オイルショックの後、省エネ技術が進んだように脱原発により再生可能エネルギーなどの技術が進む可能性もあり、そのような努力もしないで、原発はなくせないというのはおかしいとも語っています。
確かにそのとおり。多分、そういうことを言うのは利権がからんでいる人たちなのでしょう。
ご本人は「ごまめの歯ぎしり」かもしれないとおっしゃっていますが、なんと、浜岡原発の差し止め原告団にも加わったというのですから、ご立派というしかありません。
脱原発宣言を語っている理事長メッセージの動画サイトは再生回数7万回以上だそうです。
冒頭で書いた「企業も人間と同じ、魂がある」という言葉、いいなあと思います。
いいと思うことをやっていく、それは自らの誇りと魂を大切にすることなんだとあらためて思いました。

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