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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

節電で見えてこない政府の姿

今月1日から電力使用制限令が発令されて、東京電力管内の大口需要家(500万キロワット以上)は、9時から20時の間15%の節電を強制されるとのことで、土、日出勤や時差出勤、自宅勤務、深夜業へのシフトなど様々な対策を打ち出しているようです。
故意に違反した場合、罰金100万円だそうで相当厳しいですね。
もとはと言えば、東京電力や国策として原発を進めておきながら危機管理の甘かった国に責任があるはずなのに、結局つけは国民がかぶる構図は相変わらずだなと思います。
しかし、企業としては、罰金よりも何よりも計画停電のときのような停電に振り回されるのはごめんだという思いが強いそうで、率先して節電対策を講じているようです。
あてにできない政府なんて相手にしている場合じゃないと見切っている感じもします。文句を言う前にとにかく今できることをどんどんやろうという思いなのでしょう。
本当にこの国の政治家って国民に助けてもらってるんだなあと思います。

東京電力の供給電力というのは本当のところどれぐらいあるのか、よくわからないというのも不思議だなあと思います。
稼動できる火力発電所も点検等で止まるため数字が動くということですが、本当のところがよくわからない。
先日、テレビで自家発電装置など「埋蔵電力」が意外とあって、それらをフル稼働すればかなりの電力があるはずだという話が出ていました。
電力供給を独占したいという東電の思惑があり表に出にくいということなのでしょうか。
政府はもっと東京電力にきちんとした情報を開示するように言うことはできないのだろうかと思います。
国民に多くの我慢を強いておきながら、まだ東電を守るような姿勢が垣間見えて利権の根深さみたいなものを感じます。

この節電強制により、一番不利益をこうむる人たちってどういう人がいるかなと考えてみました。
独身の人は平日に休めてかえって趣味などに使える時間として余裕ができるかもしれません。行楽地や美術館や買い物なども平日の方が人が少なくてゆっくりできます。
友達や恋人と時間が合わないという弊害が出るかもしれませんが。
やはり、大変なのは小さな子のいる子育て中の人たちでしょうか。
生活のリズムが変わってしまうのは子供にとってもマイナスです。共働きで夫婦ともに土、日出勤になったりすると、預けるところを探すのにも大変みたいです。
保育所も臨時に土、日保育をする所も多いそうで、保育士の人数を増やすわけではないので、シフトを組んでぎりぎりのところでやるそうで、当分突発的な休みなどとんでもないと、ある保育所の保育士さんが語っていました。

それは、いただけませんね。
労働者には有給休暇で休む自由があるし、健康に働くためにぎりぎりのシフトで絶対休めないなんていう状況はよくありません。
そういう時に国が動けばかなりのことができそうだと思うのですが、そんな動きは見えてこないし、実際何もやってないんでしょう。
何で、こうなっちゃんたんだろうと考え込んでしまいます。
本当は政治家にはせめて給料分は働いてもらわなくてはいけないのに、雇い主としての国民がみんな優しすぎるのかなあと思うのでした。

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