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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる12年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

国民年金の納付状況雑感

急ぎの就業規則作成の仕事が入り、秋に講師をする講座の資料づくりが手付かずであせっていますが、ある方のご紹介でちょっと厄介な労務相談を来週することになり、その「予習」もしなくてはと思っていたら、以前作成した社内規程を手直ししてほしいとのご連絡があったりと、当分、パソコン、その他関連書籍と睨めっこの生活になりそうです。
いつも思うのですが、仕事というのは重なることが多く、途切れるとぱたっと途切れる。
ぱたっと途切れたときに、資料作り等やっておけばいいものを、まだ先だなどとなかなか腰をあげないうちにバタバタと別の仕事が入ったりします。
仕事があるのはいいことだと思うのですが、暇な時にチェックできていたことができなくなったりして、暇があるのも悪くはないなどと思ってしまいます。
私が今気になっているのは、国民年金未納の場合の遡及支払についてです。
現行は2年間(免除の手続をとっていれば10年間遡れる)ですが、それを10年間にする法案が今国会に出されているはずなのですが、どうも成立はしていないようですね。

先週、厚労省が平成22年度の国民年金納付状況について発表しています(参照)。
これを見ると、この制度というのは本当に機能していると言えるのだろうかと思います。
第1号被保険者1938万人とありますが、これは会社員や公務員等、勤務先の年金制度に加入していない自営業者等の人で20歳以上60歳未満の国内在住者です。
年金資格期間が足りないとか年金額を増やしたいという理由で、一定の条件にかなえば任意加入できますが、それらの人(34万人)も含むとあります。
自分で国民年金保険料(現在月額15,020円)を支払わなければならない人と考えればよいのですが、制度全体でみると自分で保険料を支払っている人が1049万人、免除者551万人、未納者(24箇月保険料が未納となっている人)321万人、未加入者9万人で、本来は支払わなければいけないのに保険料を支払っていない人が881万人もいます。
これは全体の45%もあり、そんな保険制度というのは成立するんだろうかと思ってしまいます。

ある一定割合で払えないという人がいるのは致し方ないことと思います。それでも、許容割合というのはあると思うのですが、ちょっと高いのではないかと思います。
民主党は社会保障と税金の抜本的改革をすると言っていましたが、震災など予期せぬことが起こったので仕方ない面もありますが、それでも、それらをやろうとしているようにはとても見えません。
今国民年金の状況一つを見ても、改革が必要なのは明らかだし国民もそれを望んでいるはずですが、一体、この泥沼のような状態はいつまで続くんだろうと思ってしまいます。

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