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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

非正規雇用の拡大(2)

昨日、総務省の統計によると、非正規雇用者が4割に近づいたという記事を書きましたが、ちょっと補足記事を書いておきたいと思います。
この統計によると、非農林漁業の民営事業所の従業者は5806万5千人だそうです。
そのうち、個人事業主や、無給の家族従業者、有給役員を除いた雇用者が5074万1千人で、その中の常用雇用者のうち非正規雇用者が33.6%で、私はずっとこの数字が非正規雇用者の割合だと思っていたのです。
昨日の記事に書いた39.8%というのは、これに臨時雇用で働いている人の6.2%を足した数字だということが統計を見てわかりました。
確かに、非正規雇用をいうときには、常用雇用ばかりではなく臨時で働いている人たちも数に入れるのが正しいと思います。

この6.2%が多いのか少ないのか私にはよくわかりません。
このうち、どれだけの割合の人が不本意に臨時雇用となっているのかもわかりません。
臨時、常用含めて、普通に考えると、自ら望んで非正規雇用となっている人たちの割合というのは、少ないのではないかと思います。
特に、今のご時勢、安定的な職を求めている人が圧倒的多数だと思いますので、多くの人が正規雇用を望みながら果たせない状況なのではないかと思います。

産業別に見ると「宿泊業、飲食サービス業」の非正規の割合は76.4%となっていて、すっかり多数派ですね。
私が社労士仲間とよく行くあちこちの居酒屋さんも、ほとんどがアルバイトとか、パートとかの人たちなんでしょう。
次いで、「生活関連サービス業、娯楽業」が54.7%とこちらも5割を超えていますから、かなりの高率です。
少ないのは「電気、ガス、熱供給、水道業」で8.2%、「情報通信業」なども14.5%と少なくなっています。
これをさらに小分類でみると、「ハンバーガー店」の実に94.9%が非正規雇用ということです、次いで、「持ち帰り飲食サービス業」、これってお弁当屋さんとかでしょうか。こちらも89.8%と高率です。百貨店、総合スーパーなども76.0%と意外と高率です。
私の好きな「酒場、ビヤホール」は77.6%、私の懇意にしている〇〇さんの好きな「バー、キャバレー、ナイトクラブ」も78.9%と高率です。
まあ、このあたりになると、非正規雇用が今に始まったことではないと思いますが。

逆なのは、やはり正規雇用が97%を占める製鉄業、その他、電気、たばこ製造、生命保険なども意外と正規雇用が高いですね。(皆90%以上)
いずれにしても、社会のあちこちで何となく二極分化してるんだなということがわかります。
しかし、もう非正規雇用なしには社会が回らないということのようですから、やはり、労働・社会保険諸法令の見直しは急務であると思います。

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