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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

求職者支援制度がスタート

雇用保険が受給できない求職者で生活に困っている人を対象とする求職者支援制度が10月から新たにスタートします。(参照)
リーマンショック後に暫定的に作った「緊急人材育成・就職支援基金事業」を恒久化したもので、法律(特定求職者の就職の支援に関する法律)も整備され、10月1日から施行されます。
非正規雇用などで雇用保険に加入していなかった、雇用保険は受給したが就職できずに受給期間が終了した、雇用保険に加入していたが期間が足りず基本手当が受給できない、自営業を廃業した、学卒未就職、などの理由により雇用保険の恩恵を受けられない人はたくさんいます。
その中で収入がないなどの一定の要件にかなえば月額10万円の受講手当をもらいながら、無料で各種の職業訓練校に通えるという制度です。

収入要件は本人収入が月8万円以下で世帯全体の年収が300万円以下、世帯全体の金融資産が300万円以下、現在住んでいるところ以外に土地、建物を所有していない、などで、経済的に困っていて、家族の援助も受けられないというようなイメージでしょうか。
ここでいう世帯とは、同居ばかりでなく生計同一の別居の配偶者、子、父母なども含まれます。
その他に全ての訓練実施日に出席できる人とか、同一世帯で過去にこの給付金を受給している人がいないこととか、過去3年以内に不正に給付金を受けたことがないなどの条件があります。
10万円の他に一定額の交通費も支給されます。
リーフレットを見ると10万円で生活費が不足する場合は、希望に応じて労働金庫の融資が受けられる(未成年不可、審査あり)ともあります。

訓練期間は3~6か月です。
では、どんな訓練が受けられるのかと見てみれば、パソコン操作(基礎からインストラクター要請、webデザイナー養成等レベルは様々)、医療事務、介護ヘルパー2級、経理事務、飲食・サービスなどの項目もあります。理、美容などもありますが、3~6か月では資格をとるまではいかないでしょうし、何をどうするんだろうかとも思いますが、意外と種類はいろいろあるんだなと思いました。
訓練を受けるのは民間の認定学校で訓練終了後の就職などについても相談にのってくれるようです。

リーマンショック後、雇止めになった非正規雇用者が雇用保険に加入していなかったため、生活保護を申請する例が増えたことから、働き手を労働市場に戻すための措置として始められた制度です。この制度を利用して就職できる人が増えて、特に身内の援助が受けられないような若い人が希望を持って働けるようになったらいいなと思います。
厚生労働省のHPに詳細がありますから(
参照)、該当する方は是非ハローワークにご相談なさってください。

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