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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

一つの仕事からつながる知識

当地はこのところ秋らしい青空が見える良いお天気が続いていて気持ちがいいです。
昨晩は上弦の月と三日月の間ぐらいの月がきれいに見えました。
今頃の陽気にしては暖かく、昼間ちょっと動くと暑いぐらいで驚きます。
いい季節だなあと思います。
さて、ある会社の海外出張規程の見直しについて以前過去記事にしました(
参照)。
依頼主の疑問は、「日当」は必要なのか、その根拠はあるのか、妥当な額とはいくらぐらいか、というような点ですが、それについては、私なりに考えをまとめ報告書を提出して、その後現行の規程を見直して文言などを整理して案を作り、昨日メールで送ることができました。
とりあえずそれを読んでもらってから、また依頼主と会って、細かいところをつめていく作業をするという規程づくりのいつもの道筋です。

現行の規程を読んでいるうちに様々な疑問にぶつかり、その都度行政官庁のHPを確認したり、急遽手にいれた関連書籍を読んだりと、これもまあ規程づくりのいつものパターンなのですが、今回は海外出張ということで、私も今まで経験のない分野だったので、いろいろな新しい知識を仕入れることができました。
長期出張中の税金については、国内と出張先の二重取りを防ぐために国によっては租税条約が締結されていることなどは全く知らない世界の話でした。
税金関連で言えば、「日当」については出張旅費の一部に含めて、「旅費」として損金処理しているのが一般的だとかも、言われればそうかなとも思いますが知りませんでした。
要するに実費弁償的な費用として賃金とは違うものとして経理処理をするわけですが、それについては知り合いの税理士さんに聞いたところによると、あまり多額の「日当」とすると「賃金」とされ、別途課税されることがあり、税務調査などで指摘されることがある注意すべき項目だと教えてくれました。
税金については専門外ということもあるので、普段スルーしがちですが今回はいろいろと勉強になりました。

出張中の事故等(出張目的と関係のない私的行為中は除く)については労災保険でカバーされますが、「海外出張」と「海外派遣」では、後者については特別加入の手続が必要になるというのは、今までの知識のおさらいができました。ちなみに、前者は海外で働くにしても国内の事業場に在籍して国内の使用者の指揮命令のもとに仕事をする場合、後者は海外の事業場に在籍して海外の使用者の指揮命令に従う場合という違いがあります。
一番問題となる妥当な額はその会社の個別の事情により随分違ってくると思うので、今後依頼主とつめていかなければならないと思っています。

そんなわけで、あれこれ新しい知識を仕入れることができたのですが、一つの仕事をすることにより見えてなかったものが見えてくるというのは、なかなか楽しいものだなと感じています。

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