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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

「粉ミルクにセシウム」に驚き

昨日、大手粉ミルクメーカーが、発売済みの粉ミルクの中に放射性セシウムが検出され、40万個を回収すると発表したと報道されました。
国の暫定基準値を下回ってはいるが、通常は検出されるべき数値ではないとのことで、発表、回収に踏み切ったようでその措置は変に隠蔽するよりずっとよいと思います。
原料の脱脂粉乳は一部が北海道産で、ほとんどはオーストラリア産だということで、福島原発事故の影響は受けていないはずの地域だそうです。
セシウム混入の考えられる理由は、埼玉県の春日部市にある工場で原発事故直後に製造されたものだということだそうです。
私も埼玉県に住んでいるので、いささかショックです。
もちろん相当放射性物質は飛散してきただろうとは思っていましたが、屋内で製造された粉ミルクの中に混ざるほど大気中に飛散していたんだと、今さらながらびっくりしました。

当時、毎日大気中の放射性物質の量の発表がありそれを見ていました。
事故直後はさすがに少し増えましたが、すぐに平常値に戻ったように記憶しています。
しかし、それも量り方が人の暮らしにそっていない高い所で量っているなどということが後からわかり、あまり信用できないのかなと思っていました。
やはり、今回の一件でそれが裏付けられたような気がします。
どれだけ大気中に放射性物質が拡散したんだろう。
海にはどれだけ垂れ流されたんだろう。
考えると本当に空恐ろしくなります。
この粉ミルクの原材料の生産地を確認して安心していたお母さんたちは、どんなに驚きショックだっただろうと思います。
大変だけど楽しく希望もある子育てですが、今や大変な労力を使い情報収集しないと安心できない事態になってしまいました。

原発事故の検証すら進んでいないのに、昨日、国会では原子力協定が可決されました。
ヨルダンやベトナムに原発の輸出をすることができるようになるとのことですが、経済優先できたつけがあちこちに出てきているのに、まだそういう古い発想から抜けきれず、原発輸出に活路を見出そうとする政府には失望します。
唯一の被爆国でありとてつもなく大きな原発事故を経験した国として、原発に代わるエネルギー源を見つけ、それを世界に発信していくことに取り組んでほしいなと思うのですが、結局、目先の利益にしか目がいかないようです。
懲りない人たちなんだなとため息をつきつつ新聞を眺めています。

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