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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

共同連帯か自助努力か

過去記事にも書きましたが、私は、最初民主党の年金改革案はいいのではないかと思いました。(過去記事参照)
しかし、このところの既に報道されている改革案を出すとか出さないとかの騒動の中で考えてみると、積み立て方式と最低保障年金というのは矛盾するような気がしてきました。
今の年金制度は「国民の共同連帯」という目的を持って、賦課方式として現役世代が支払う保険料を年金受給世代に回しています。(半分は税金でまかなっていますが)
積み立て方式にすると、自分が積み立てた分を将来自分の年金として受け取る形式に変わりますから、共同連帯というより自助努力に近くなるのではないか。
民主党案では、最低保障年金の部分は税金でまかなうとしていますが、それなら、年金制度に無理やり組み入れておくことはないのではないか、というのが、私に湧いてきた疑問です。

様々な事情により年金を積み立てることができなかった、又は少ししか積み立てられなかった人の救済というのは理解できるし、やらなくてはいけないと思いますが、とりあえず、年金制度の枠組みの中で年金を支給し、少ない人、ない人については、別の社会保障制度で救済するという方がすっきりするのではないかと思います。
積み立て方式にすれば、個別に積み立てた分を自分が将来受け取る形ですから、「共同連帯」ではなくなるわけで、何となく最低保証年金をくっつけて「共同連帯」の理念をひきずっているようにも見えます。
積み立て方式部分を年金制度として切り離し、税金でまかなう部分は別制度として国が責任を持って支払う、とした方が私はすっきりしますが、年金は年金だからということなのでしょうか。

もしかしたら、生活保護費をこれ以上ふくらましたくないということなんでしょうか。
そういうことも含めての社会保障一体改革なのにと思いますが、なかなか妙案はないようです。私もよくわかりません。漠然とした感覚で考えているだけです。
今の30代までの人は切り離してあげて、積み立て方式に変えるとかすれば、若い人は世代間扶養の重さから解放されます。
40代以上については消費税アップによりまかなうとか、思い切ったことをしない限りとても無理じゃないかと最近は思うようになりました。

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