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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

人は変わるんだなーと思う

私は、自分の人間としての根っこの部分みたいなものは15歳の頃とあまり変わってないような気がします。もちろん、みかけは随分とおばさんになってしまって、鏡を見るのが恐ろしいと思うこともありますが・・・。15歳の頃に出来上がった人格、逆にその頃人格の芯のようなものが出来上がるのかもしれませんが、それはあまり変わっていないんじゃないかと思います。
でも、それから今まで様々なことを経験して様々な人と出逢い、人格の芯の周りの果物でいえば果肉の部分とでも言いましょうか。そういう部分はいろいろと変わったかもしれないと思います。いわば、大人になったということでしょうか。
日々の仕事の中で接する事業主さんの中にも、このお客様、考え方が変わったかもしれないと思うときがあります。
昨日、お客様と電話でお話していてそんなことを感じました。

そのお客様は2年余り前に就業規則とその他の規程をいくつか作成したのですが、最初お話したときは、「とにかく会社の有利になるようにしてください」と、何かにつけておっしゃっていました。
もちろん、私はサービス業ですからお客様のご要望には最大限添うように努めますが、法令に違反することはできません。法令違反になるようなことを要求された場合には、そのつど、法律、指針、通達、判例などあらゆる法的根拠を示し、丁寧にご説明をして理解して納得していただくという作業を繰り返しました。
3か月ほど様々なやりとりをしましたが、最後の方になると、
「こうしたいんだけど、でも、やっぱりだめなんだよねー」
などとおっしゃるときもあり、私も苦笑してしまうときがありました。

どうにか届出も済ませ無事に納品したときに、
「先生に顧問になってほしいのは山々ですが、うちにはそれだけの余裕がないので、これから、有料で時々相談にのっていただけますか?」
と言われ、当時、「自由に活動するために顧問は持たない」と考えていた私は、「はい、いつでもどうぞご相談ください」と返事をしました。
その後、何度か労務管理、社会保険の適用などについてのご相談をお受けしました。
初対面の頃と違い、「法律はどうなってますか?」とすごく法律を気にされるようになり、ちょっぴりだけど、社労士としてのダイナミズムってこういうところにもあるよねと自己満足しておりました。

昨日、そのお客様からお電話をいただき、
「これこれこういうわけで、これについて聞きたいから先生の都合の良い日に事務所に行きます」とのお話。
そして、なんと、「労働者の有利になるようにしないとね」とおっしゃったのです。
欠勤等の賃金控除や、有給休暇の基準日など、労働者の不利になるような取り決めは違法だというような話はしましたが、なんでもかんでも労働者の有利にという話はしたことはないんですけどねー。労働法の精神みたいな話をしたかなーと自分でも覚えていないのですが、人の考え方は変われば変わるもんだと妙に感動してしまったのでした。

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