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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる12年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

かけもちで働く場合の雇用保険

以前過去記事でかけもちで働く場合の割増賃金について書きました。(過去記事参照)
先週懇意にしている先輩社労士から、2箇所の事業所で働く場合の雇用保険についての電話をもらいました。
雇用保険は所定労働時間が週20時間以上で31日以上の雇用の見込みがある人は加入することになっていますが(事業主が手続する)、2箇所で働いている場合には、主たる事業所の方で入るということになっていますから、通常は、労働時間が多い方で加入するということになると思います。
しかし、両方とも20時間だったらどうする?というのが電話の内容でした。

後で会ったときに直接話しをしましたが、かけもちで働く場合の残業代のことがちょっと混同していたとのことで、正解はどちらか一方で入るしかない。両方は入れない。何故なら、雇用保険の被保険者番号は一人一個で、今は一元的に管理されているからです。
しかし、確かに、両方同じぐらいの時間数で両方で働くことによりやっと生計をたてている人が、雇用保険に加入していない方の事業所を辞めたときに、何も保障がないのはおかしいのかなという気もしないではありません。
一気に収入が半減した場合に何らかの保障があれば安心だと思いますが、雇用保険は労働する意欲と能力があるのに、働く場がない人のためのものなので、一箇所でも働く場があるのなら、まだましだと考えるのでしょうか。

雇用保険は事業主の負担もありますから、加入しない方の事業主は普通の事業主が負担すべき保険料の負担なくして労働者を働かせることになり、それも何となく不公平ではないのかなという気がします。
雇用保険の被保険者番号を一人一個で一元的に管理するとしても、両方の事業所で条件を充たしているのなら、加入するのはそれほど難しいことではないようにも思います。この人は2箇所で働いているんだなとわかるだけの話だと思いますが、どうなんでしょうか。
ちなみに、社会保険の場合、2箇所とも被保険者になる資格を満たしている場合(概ね週30時間以上働く場合)収入を合算して標準報酬月額を決め、それぞれの事業所で按分して保険料を支払います。

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