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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

「新型うつ」なる病気

「あなた、うつ病ですね」と医師に言われて、「ですよねー」と言って我が意を得たりと得意顔の若い男性。「これで、会社は休職だ。気分転換に海外旅行にでも行くか~」と元気いっぱいでパンフレットを見る。
今までの、暗い顔で家に閉じこもって人と会うこともできないというようなうつ病のイメージとはかなり違う「新型うつ」なるうつ病が最近増えているそうです。
先週末(だったと思います)、ほとんどテレビを観ない私ですが、たまたま、つけていて、「新型うつ」についての特集をNHKでやっていたので観てしまいました。
企業の人事担当者の話などがでてきましたが、世間で言われているようなことが現実にあるらしく、冒頭の例は誇張でもなんでもないようです。
私生活は普通に送れるのに会社には行かれない。会社の仕事をすることが憂鬱でできない。そんなイメージでしょうか。
特徴的なのは、それは自分ではなく会社の上司など他人が悪いせいだと思い込んでいて、結構攻撃的な行動をとることのようです。

何故そうなるのか、企業関係者や専門家などいろいろな人の話がありましたが、結局はまだよくわかっていないらしいです。昔はなく最近目につくようになったということは、やはり社会のありようと無関係ではないのだろうと思います。
親との関係性とか、ゆりと教育のせいとか、コミュニケーション能力の不足とか、学校でも会社でも常に評価されるからとか、原因がいろいろ挙げられていましたが、一つではなく複合的なのでしょう。

私は、その種の知識に乏しいし特に勉強しているわけではありませんから、ただただ番組を見て「へぇー、」という感じでしたが、ちょっとしたミスを指摘されただけで、それは自分が悪いからではなく他者のせいだとする思考回路というのは、一種の過剰な自己防衛なのかなと思いました。
小さなミスでもしてはいけないという意識が強いと、それをしてしまったときに自分を守るためには他人のせいにしておけば自分の精神のバランスが保てる、もちろん無意識のうちにそうしてしまう。それだけ、小さい頃からミスをしてはいけないというような環境で育ってきたということでしょうか。そうだとしたら気の毒だなあと思います。
ミスなんて当たり前、間違ったら直せばいいというような大らかな環境があれば違ったのかもしれません。

番組の終わり頃で冒頭の若者は、自分自身がネットの書き込みを批判されたことで少し変化の兆しが現れます。彼に足りないのは自分を客観視することだったかもしれないと、ふと考えました。
もう一人の自分で自分を見てみる、違った世界が開けるかもしれません。
小さな頃から自然とのふれあいが少ないのもいけないんじゃないかなーとも感じます。
さわやかな自然の風を感じ、夜は月を眺める、そんなことを日常的に繰り返しているだけでも心のありようは変わってくると私は思っています。
私はと言えば、人混みや渋滞が嫌いなので、ゴールデンウィークはいつもことさらに出かけませんが、「美しきかな5月」という思いで、道端のハナミズキやツツジを見て過ごし、モーツアルトを聴きながらブログを更新しているのでした。

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