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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

「野田首相原発再稼動決定」雑感

先週、野田首相が関西電力大飯原発再稼動について記者会見しました。
「国民生活を守るために再起動すべきというのが私の判断だ」と述べました。
「原発を止めたままでは日本社会は立ち行かない」としています。
立ち行かないのは関西電力なんじゃないのかなと思いますが、何故立ち行かなくなるのかの根拠が私にはあまりはっきり示されたとは思えませんでした。
夏場に計画停電を行った場合には「日常生活や経済活動は大きく混乱する」と語っていますが、じゃ、夏場だけ稼動してくださいよという橋下大阪市長らの申し出については「夏場限定では国民生活は守れない」などとして継続的に再稼動していくことを示唆しています。
次に原発事故が起きたら日本はもう終わりだと思うのですが、原発推進派はこの国では一大勢力であり、政治家も全とっかえしない限りは懲りずに原発を動かし続けるのだろうかと思いました。
原発再稼動にからんで、少し前にある中小企業の経営者の話が朝日新聞に掲載されていて、とても面白い意見だなと思ったことがあります。

その人は小田原の蒲鉾製造会社の副社長で、その会社の蒲鉾は私もスーパーで見かけたことがあり、親近感をもって記事を読みました。
もし、国が原発をやめる決断をしていたらそこに大きなビジネスチャンスと雇用が生まれると語っていました。
自分はあくまでも商売人なので損得勘定に敏感なのだと断りつつ、電気料金の値上げなどに対応するため省エネタイプの冷凍庫などの需要が増えるだろうというのです。なんでも10年前のものと現在のものとでは電気料金が格段に違うのだそうです。
しかし、原発を動かすということになれば、電気もそれほど節約しないでも何とかなるんだろうということになり、それなら、今使っている冷凍庫は買い換えないでもう少し使おうということになり、一気に進むことが見込まれた買換えもあまり進まないだろう。商売人は目先の損得に敏感だからというのです。
原発をやめることになれば、当然代替エネルギーを求めてみんな必死にそろばんをはじくだろう、そこに新しい雇用やビジネスチャンスが必ずある、惜しいチャンスをつぶしていますね。と語っていたのが面白かったです。
商売をする人というのは実に現実的なんだなと思いました。
主義・主張よりも現実に見合ってそろばんをはじいて損得勘定で動くんですよという物言いがとても明快で面白いと思いました。

原発をやめればそこで働く人たちの雇用は失われます。その人たちを吸収できるだけの新しい雇用があればそれでいいのだと思いますが、そうなったときはきっと前述の副社長の話にもあるように多くの人がそろばんをはじいて知恵をしぼって、結構うまくいっていたのかもしれないなんてことを考えます。
リーダーの出した結論の影響はとても大きいということだと思います。
私は野田首相をリーダーとして選んだつもりはないんですけれど・・・。

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