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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

「社会保険料高いねー」と言われて・・・

私は普段手続業務はほとんどしないのですが、たまたま新規に適用する手続のご依頼をいただいた会社があり、そのままコンサルタントとなりました。
今日、私が作った出勤簿についてご説明に行ったところ、4月に社会保険の手続したため5月、6月と納入告知額が書いた書面が届き、
「一月〇万円も払うんですねー」と社長が嘆いていました。
「えっ、そんなに」と一瞬思いましたが、そのうちの半分は給料から控除しているはずですから、会社の負担分は〇万円の半分です。
手続をしたときに私が一人ずつの控除分を計算して、これの倍額最終的に支払うという説明はしていたのですが、実際に納付額を見ると「高いなー」と思うのでしょうね。
気持ちはわからないではありません。

「確かに高いですよねー。でも、法律で強制適用になっているんでどうしようもないんですよね、その分、従業員さんには良いことですし、社長ご自身も将来の年金額は増えますから」
などと言うぐらいしか私にはできないのですが、同業者ではパートタイマーや契約社員をたくさん使って社会保険料の負担なくうまくやっている社長もいるなどという話にもなりました。
「社長ご自身はどのような会社になさりたいですか? もうけのみ追求したいですか? 若い方を指導して育てて一人前にして社会的責任も果たす会社の方が、儲けのみの会社より高みを目指しているように私は思いますが・・・」
「いやーっ、でも会社つぶれちゃっちゃねー。今、なかなか厳しくてねー」
うーん、何とかこの会社が儲かる方法ないかな、なんて考えてしまいました。

ひとしきりお話した後、社長のパソコンからランでつながっている各社員さんに私がエクセルで作った出勤簿を送り、2階の社長の部屋から1階の事務所に移動して社員さんに記入の仕方、労働時間の考え方等をご説明しました。
サービス業なので、休憩がとりにくいという面があるのですが、複数回になってもよいから、合計で1時間はとってください、それから、面積的には十分余裕があるように見えるので、パーティションで仕切るなどして休憩室を是非つくってください、というようなお話をしたところ、社長のお父さんの会長から
「先生は会社の味方かと思ったら、従業員の味方なんですかー?」と冗談ぽく言われてしまいました。
以前、研究会でいっしょのある女性社労士が、「私は依頼主(会社)の利益になるようにということをまず第一に考えて仕事をしている」と言ったのを聞いて、違和感を覚えました。
私は、その違和感を大事にして仕事をしていきたいと思っています。

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