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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

私ってこの仕事向いてないのかなと思うとき

昨日、話題の映画「少年は残酷な弓を射る」を観に都内まで出かけたのですが、最後の回まで既にチケットが完売でした。
あら、まあ、ということで、日比谷の映画街から銀座4丁目までの間の映画館をぶらぶらとのぞいて、観たい映画を探してみたのですが、ぴんとくるのがなくやめようかとも思いましたが、ある映画館で「ファウスト」をやっていて、それほど混んでないようだし始まるまで20分ぐらいというタイミングの良さもあり観ることにしました。
ゲーテ原作ということは知っていますが、私はゲーテ作品は詩集と「若きウェルテルの悩み」は10代の頃何度も読みましたが、「ファウスト」は読んでいません。多分原作のイメージを映像化したものだろうぐらいの感じでいましたが、これがなんとも暗く(白黒だったこともあり)、はっきり言って私には醜悪としか見えませんでした。
3時間近い大作でしたが、少しもいいと思えませんでした。いっしょに観た相方(夫)も同様な印象だったらしいので、私達の感覚には合わなかったとしか言いようがないようです。
何事も相性があるようですが、最近、私は社労士という仕事と自分の相性ってどうなんだろうと考えてしまうことがあります。

私は、労務管理のコンサルタントとして仕事をしているのですが、今日、ある会社に行って、パートタイマー用の規則の打合せを終えた後、担当者から「実は私的なことなんですが」と個人的な相談を受けました。
その人は40代前半の真面目な人で、その会社は職制がちょっと違いますが、通常の会社でいうと総務部長というぐらいの感じの人です。
極めて個人的なお話なので、ここで書くのは控えますが、かなり深刻な話だったので、私としては社労士としてできる範囲の情報提供というアドバイスしかできませんでしたが、ある程度、こんな方法もあるというような選択肢はご提供できたと思います。
また、必要な心得のようなことはアドバイスして差し上げました。
お話を聞いているうちに、最後の方では少し私も涙が出そうになって困りました。

過去記事で何度か書いている全国社会保険労務士会連合会の電話相談でも、さすがに涙は出ませんが、お気の毒だなと思うようなご相談をお受けする場合もあり、気持ちが沈んで終わったあと頭が痛くなるときもあります。
相談者の話に共感したり、何とかならないかなとない知恵をしぼり出そうとして苦労するせいか、脳がすっかり疲れてしまうのかもしれません。
そんなときに、「私って社労士に向いてないんじゃないか」正確には、個人的な相談業務には向いてないんじゃないかとつくづく思うのです。
思えば、今までは、就業規則中心の会社の労務管理のご相談というのが多く、個人の深刻な相談などはほとんど受けたことがありませんでした。
何事も経験してみないとわからないことがたくさんあるということだと思います。
当事務所の基本方針である「お客様に最新の知識と情報をご提供する」、「お客様の身になって最善の解決策をご提案する」というところは、どんな相談もいっしょなんだからと思うのですが、その基本方針すら電話相談などでとっさに思い浮かばないこともあり、まだまだ発展途上だなあと思います。相性の問題ではなく、結局私のスキルの問題なのでしょうか。

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