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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

「シルバー人材センター」の実態とは?

シルバー人材センターで働く人が労災保険と健康保険の谷間に入ってしまい、どちらからも適用されないという問題をちょっと前に記事にしました。(参照
それについて管理者だけが閲覧できる方法で、ご丁寧なご意見をいただきました。
遠く離れたところにいらっしゃって、お顔も存じ上げないO社労士様ですが、私の不明をご指摘いただきまして誠にありがとうございます。
厚生労働省では、プロジェクトチームを編成して救済策を検討するとの発表がありましたが、ご指摘いただいた内容は、当ブログの読者の皆様にとって有益な情報でもあると思いますので、読者の皆様にもご紹介したいと思います。
O社労士様、ちょっと問題のありそうなところは割愛いたしますが、私の一存でご意見を公開させていただくことをどうぞお許しください。

過去記事の中で、私は家族の被扶養者となって、シルバー人材センターで働く人について労災が適用されないのなら健康保険を使うべきだというスタンスでした。
シルバー人材センターは営利目的の団体ではなく、各自とも請負契約で、個人として働いているらしいと考えたからです。
しかし、冒頭でご紹介したご指摘によると、シルバー人材センターで働く人は、実態としては法律上の「労働者」であるというものでした。
法律上の「労働者」とは何かという話は、意外とややこしくなりますが、簡単なイメージとしては「雇われて働いて賃金をもらってる人」ということになると思います。判断材料としては雇い主の指示命令を受け、場所的、時間的拘束等を受けて働いている人、法律の本にはよく「使用従属性があるか否か」というような表現がされています。

前述のご指摘によると、シルバー人材センターで働く人は、たいていの場合場所も時間も指定されて「指揮命令下」の中で働いているので、法律上の労働者であり、労災を適用すべきだというものです。
経費を節約するためにシルバー人材センターから人を「派遣」してもらっている企業もあるようで、当然指揮命令を受けて働く、となるとここでは書きませんが、別の問題もでてきます。
高齢者の雇用の場は少なく、生活のためにシルバー人材センターで働く人も多いそうで、労災も最低賃金も適用外においていていていいのか。
というようなご指摘で、私の考えていたシルバー人材センターのイメージとは違うようだということが、とてもよくわかりました。

シルバー人材センターは全国各地にありますし、そこで働く方も様々な方なのだろうと思います。一概には言えないのではないかと思いますが、ご指摘の実態があるとしたら、当然労災を適用されるべきでしょう。最低賃金も適用しなくてはいけない。あまりないとは思いますが、週30時間以上働くなら、健康保険の適用、健康診断も受診させる等、等、「労働者」としての法律上保障された権利もいろいろと出てきます。
案外、この問題は「パンドラの箱」的な部分があるのかもしれません。
だから、O社労士様もこっそり教えてくださったんでしょうか。
O社労士様、いつもお読みいただいているそうでありがとうございます。私は、社労士としてはまだまだ未熟です。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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