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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

求職者支援制度の成果発表を見て・・・。

厚生労働省は、先ごろ、求職者支援制度を受講した人の就職率について発表しました。(参照)
この制度を始めてから受講した人が今年の8月までで9万人を超えているそうですが、昨年度末までに受講を終え就職できた人が70%余りといいますから、一定の成果はあがっているようです。
 この制度は、雇用保険の受給終了後やもともと雇用保険が受給できなかったような人の就職を支援するため、様々な民間教育機関で就職できるスキルを身につけてもらい、就職に結びつける、生活に困窮している人には支援金も出すというものです。
私がこの制度に関心を持つようになったのは、全国社会保険労務士会連合会での電話相談業務で、ある若い相談者の方から、もうすぐ雇用保険の受給も終わるけれど、就職はできないし、お金もなくローワークに行く電車賃も
ないという電話をもらったときです。
このような制度ができたことは新聞で知っていましたが、詳しく知らなかったので、その方の場合解雇による失業だったので、地域によっては、延長給付が受けられる場合もあるし、とにかくハローワークで現状をよく話して相談してみてくださいということしか言えなかったことがあったからです。

その方は、誰かに自分の窮状を聞いてほしかったということもあったらしく、今までの職場での苦労とか、身の上などについて切々とお話になり、私も聞き役に徹して考え方のアドバイスみたいなことはお話して、最後は少しお声が明るくなり、「ハローワークに行って話してみます」とおっしゃって終わったのです。
求職者支援制度のことを詳しく知っていれば、その場で教えてあげられたのになあと、自分の不明を申し訳なく思いました。
そんなわけで、厚生労働省から概要について記載されたものをダウンロードして、それからは、持参する「虎の巻」の中に入れていますが、その後、その種のお電話は受けたことがありません。
他の相談員があまりやりたがらないメール担当をいつでもいいですよと引き受けているため、メールでの相談業務をすることが多くなったせいもあります。

厚生労働省の発表をみて、ふと、あの時電話をくださったあの青年はどうしているだろうかと思い出しました。
一期一会の相談業務、いつも全力でと思ってやらせていただいていますが、自分の力不足や不明を感じることもあり、「お前は社労士としてまだまだだぞ」と内なる声が聞こえます。
折りしも、勉学の秋。あれもこれもと勉強したいことがいろいろあります。
少しでも一歩でも進歩しなくちゃと、相変わらず自分を叱咤する毎日です。

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