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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

貧富の差の拡大?マッチング拠出開始 

配信してもらっている厚生労働省のメルマガに、「マッチング拠出ができるようになりました」とありました。
マッチング拠出とは、企業型確定拠出年金を導入している企業で、今までは事業主が拠出していた掛金に上乗せする形で、従業員自身も拠出することです。
厚生年金に上乗せする形で厚生年金基金がありましたが、主に大企業で基金をやめて確定拠出年金に乗り換えるという動きが一頃ありました。
現在では、退職金の積み立ての一つとして利用する中小企業などもあるようです。
加入者である従業員は、運営管理機関が提示する複数の運用商品を選択して自分の判断で年金資産を運用する形式です。
その拠出金は今まで100%企業負担だったのが、本人も拠出して最終的な年金額を上乗せすることができるようになったというわけです

拠出金には限度額(他の企業年金がない場合51,000円)があり、額の算定や加入者の範囲支給方法など運用の仕方については、労使の合意に基づき規約を作り厚生労働大臣の承認を受けることになっていますので、マッチング拠出を認めることにより、規約を改正して大臣の承認を受け直す必要があります。
そんなことも含めて厚労省はアナウンスをしているようです。
マッチング拠出できる額は事業主と同額までで、全額が税額控除となりますから老後の資金確保にはよいのかなと思います。
私の親族の会社がこの制度を導入していますが、運用商品の選択がよくわからないと言っていましたし、運用に失敗すると年金減っちゃうのかなと心配していました。
このあたりは、一つ以上は元本が確保されるものでなければならないなどが決まっています。
また、3か月に一度は別の商品に変更することもできることになっています。

もともと、公的年金制度に上乗せする形ですから、通常の厚生年金を確保した上でさらに年金額が増える制度です。余裕のある人は老後の年金額もどんどん増やすことができるんだなと思います。
今、貧富の差の拡大が進行していると言われています。
自由資本主義経済ですから、それはいたし方ない面もあると思いますが、貧困を個人の責任の範囲のものととらえるのは違う場合もあると思います。
余裕のある人はどんどんお金持ちになってどんどんお金を回してくれればそれでよいと思いますが、貧困から抜け出したくてもなかなかそれができないという状況があるとしたら、やはり、社会として何かをしなくてはいけないと思います。
それは、やはり政治の仕事になると思うのですが、どこに投票していいかさっぱりわからないような状況では、期待できないなと思うのでした。

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